四択問題
分野:相続
遺言に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 公正証書による遺言をした者は、その遺言を自筆証書による遺言によって撤回することはできない。
- 自筆証書によって遺言をするためには、作成時、証人2人以上の立会いが必要である。
- 未成年者が遺言をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。
- 遺言書に認知する旨の記載をすることによって、遺言者は子の認知をすることができる。
解答
4
解説
1.は不適切。公正証書による遺言を撤回するための新たな遺言は、公正証書遺言に限らず自筆証書遺言や秘密証書遺言でも構いません。
2.は不適切。自筆証書遺言は、証人の立会いは不要です。なお、公正証書遺言は、証人2人以上の立会いが必要です。
自筆証書遺言 | 公正証書遺言 | 秘密証書遺言 | |
---|---|---|---|
証人 | 不要 | 必要(2人以上) | 必要(2人以上) |
検認 | 必要 | 不要 | 必要 |
3.は不適切。満15歳以上、かつ、遺言をする意思能力があれば、未成年でも遺言をすることができます。法定代理人の同意は不要です。
4.は適切。遺言認知といいます。
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