FP3級

FP3級の試験情報

FP3級の基本情報

試験日 いつでも(※年末年始等の休止期間を除く)
法令基準日 当年6月~翌年5月実施分は当年4月1日
受験手数料 学科試験:4,000円(非課税)
実技試験:4,000円(非課税)
試験時間 学科試験:90分
実技試験:60分
受験資格 なし → 誰でも受験可能

FP3級試験は「NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(以下、FP協会)」と「一般社団法人 金融財政事情研究会(以下、金財)」の2団体により実施されます。

試験は「学科試験」と「実技試験」の2つに分かれており、CBT(Computer Based Testing)形式なので、日本全国のテストセンターで随時受験することが可能です。受験料はFP協会・金財ともに同じ金額(学科・実技ともに4,000円)です。

受験資格は「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」と定められていますが、「従事しようとしている者」には誰もが当てはまりますので、国籍や年齢を問わず誰でも受験可能です。

FP3級の学科試験の概要

学科試験(FP協会・金財共通)
出題形式 ○×問題:30問
三択問題:30問
合格点 60点満点で36点以上
平均合格率 FP協会:約80%
金財:約70%

学科試験は各テストセンターに設置されているPCを使って解答する形になります。また、試験問題は受検者ごとに異なります。

合格点は「60点満点で36点以上(=得点率60%以上)」とかなり緩いこともあり、平均合格率はFP協会・金財ともにかなり高い数字になっています。

FP3級の実技試験の概要

実技試験(FP協会)
出題科目 資産設計提案業務
出題形式 三択問題:20問
合格点 100点満点で60点以上
平均合格率 約90%
実技試験(金財)
出題科目 個人資産相談業務
保険顧客資産相談業務
出題形式 事例形式:5題15問
合格点 50点満点で30点以上
平均合格率 個人:約60%
保険:約55%

実技試験も学科試験と同様に、各テストセンターに設置されているPCを使って解答する形となり、試験問題も受検者ごとに異なります。

出題科目に関しては、FP協会は「資産設計提案業務」のみ、金財は「個人資産相談業務」もしくは「保険顧客資産相談業務」の2つから好きなほうを1つ選んで受験します。

平均合格率はFP協会が約90%なのに対し、金財は約60%と両者には大きな開きがありますので、受験科目に特に制約がない場合は、合格率の高いFP協会の学科試験・実技試験を受験することをおすすめします。

FP3級の合格の判定

学科試験と実技試験は別々に採点が行われ、両方に合格するとFP技能士3級に認定されます。

なお、FP3級試験は科目合格制を採用しているため、学科試験と実技試験のどちらか一方のみに合格した場合は一部合格証書が発行され、試験日の翌々年度までに残りの科目に合格するとFP技能士3級に認定されます。

FP3級に関するQ&A

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