「FP3級の学科試験・実技試験」の受験者数と合格率のデータをまとめました。データ集計期間は、2007年5月試験から2018年1月試験までの33回分です。

FP3級全体の受験者数データ

 FP3級の全体の受験者数は2011年度にピークアウトして以来、ずっと低空飛行状態(前年比100%割れ)が続いていましたが、2015年度から徐々に回復の兆しが見え始めています。

学科試験の年度別受験者数の推移

 2011年1月から金財だけでなくFP協会でもFP3級を受験できるようになりました。

 2011年度のFP協会と金財の受験者数の比率は「1:5.5」とかなり開きがありましたが、2017年度の同比率は「1:1.8」ぐらいまで縮まってきています。

 依然として金財よりもFP協会の伸び率のほうが高いため、この比率は今後、より縮まっていくものと予想されます。

 なお、学科試験の問題はFP協会・金財共通です。配点箇所・合格点も同じですので、どちらで受験しても変わりはありません。

FP協会 学科 受験者数データ一覧

金財 学科 受験者数データ一覧

実技試験の年度別受験者数の推移

  • FP協会:資産設計提案業務
  • 金財1:個人資産相談業務
  • 金財2:保険顧客資産相談業務

 2011年度のFP協会・金財1・金財2の受験者数の比率は「1:3.4:3.2」と、FP協会と金財の2つとの間には3倍以上の開きがありました。

 しかし、受験生が金財からFP協会に流出し続けた結果、2016年度にはFP協会が頭ひとつ抜ける形になり、2017年度はさらにその差を広げました。

 2017年度のFP協会・金財1・金財2の受験者数の比率は「1:0.9:0.9」になっています。

FP協会 実技 受験者数データ一覧

金財 実技1 受験者数データ一覧

金財 実技2 受験者数データ一覧




FP3級全体の合格率データ

学科試験の合格率の推移

 上述のとおり学科試験の出題内容・配点箇所は共通にもかかわらず、両者の合格率には結構な差があります。

 直近3年分のデータを集計しますと…FP協会の平均合格率が74.12%なのに対して、金財の平均合格率は58.53%と約16ポイントの差があります。

試験日 FP協会の合格率(①) 金財の合格率(②) 合格率の差(①-②)
2018年1月 80.33% 65.34% 14.99%
2017年9月 78.47% 69.96% 8.51%
2017年5月 71.87% 55.12% 16.75%
2017年1月 67.20% 48.20% 19.00%
2016年9月 69.21% 55.08% 14.13%
2016年5月 76.58% 54.93% 21.65%
2016年1月 68.62% 55.86% 12.76%
2015年9月 77.93% 66.45% 11.48%
2015年5月 76.89% 55.82% 21.07%
平均 74.12% 58.53% 15.59%

FP協会 学科 合格率データ一覧

金財 学科 合格率データ一覧

実技試験の合格率の推移

  • FP協会:資産設計提案業務
  • 金財1:個人資産相談業務
  • 金財2:保険顧客資産相談業務

 学科試験と同様に、実技試験の合格率にも結構な差があります。

 直近3年分のデータを集計しますと…FP協会の平均合格率が84.86%なのに対して、金財1・2の平均合格率は61.24%と約24ポイントの差があります。

試験日 FP協会の合格率(①) 金財1・2の平均合格率(②) 合格率の差(①-②)
2018年1月 89.07% 55.06% 34.01%
2017年9月 85.37% 71.45% 13.92%
2017年5月 86.18% 50.15% 36.03%
2017年1月 85.07% 61.94% 23.13%
2016年9月 76.81% 75.09% 1.72%
2016年5月 84.90% 52.24% 32.66%
2016年1月 81.60% 57.94% 23.66%
2015年9月 84.14% 63.63% 20.51%
2015年5月 90.59% 63.66% 26.93%
平均 84.86% 61.24% 23.62%

FP協会 実技 合格率データ一覧

金財 実技1 合格率データ一覧

金財 実技2 合格率データ一覧

合格率を考えるとどちらを受験すべき?

 FP3級は「FP協会」か「金財」のどちらか好きなほうを選んで受験することができ、どちらで合格しても「FP3級 合格」には変わりはありません。

 ただ、上述のとおり学科試験・実技試験ともに合格率に大きな差があり、ほぼ全ての試験回の合格率が「FP協会>金財」という結果になっています。

 よって、会社の指示や個人的なこだわりが無ければ、平均合格率の高いFP協会を受験することをおすすめいたします。