正誤問題
分野:リスク
自動車保険の人身傷害保険では、記名被保険者が被保険自動車を運転中に自動車同士の衝突事故により負傷した場合、自己の過失割合にかかわらず、保険金額を限度として損害額が補償される。
解答
○(適切)
解説
設問のとおり、適切(◯)です。
自動車保険の人身傷害保険(人身傷害補償保険)は、被保険者(運転者や同乗者)が自動車事故で死傷した場合に、自分側の過失割合(責任の度合い)にかかわらず、保険金額を上限として、実際の損害額(治療費や休業損害、慰謝料など)が全額補償される保険です。
通常、相手がいる事故では「過失割合」が決まるまで(示談が成立するまで)相手からの賠償金を受け取れませんが、人身傷害保険を使えば、示談の成立を待たずに自分の保険会社からすぐに保険金を受け取れるという大きなメリットがあります。
FP3級の学科試験では、自動車保険の「自分や同乗者のケガに備える保険」として、以下の2つの違いが問われる可能性があります。必ずセットで押さえておきましょう。
- 人身傷害保険:実損払い。過失割合にかかわらず、実際の損害額(治療費など)が支払われる。
- 搭乗者傷害保険:定額払い。実際の損害額に関係なく、ケガの部位や症状に応じてあらかじめ決められた一定額が支払われる。
参考・人身傷害保険とは。搭乗者傷害保険との違い(チューリッヒ保険会社)
田口先生
自動車事故で自分がケガをした場合、もし自分にも3割の過失(責任)があれば、本来は相手から7割分の賠償金しか受け取れません。しかし、人身傷害保険をつけていれば、自分の過失分である3割も自分の保険会社がカバーしてくれるため、結果として損害額が「満額(実損額)」支払われます。
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FP3級 試験問題解説
