四択問題
分野:タックス
所得税における所得控除に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 医療費控除の控除額は、その年中に支払った医療費の金額(保険金等により補てんされる部分の金額を除く)から、総所得金額等の合計額の5%相当額または10万円のいずれか低い方の金額を控除して算出され、最高200万円である。
- その年分の合計所得金額が500万円を超える者は、寡夫控除の適用を受けることができない。
- 寄附金控除の控除額は、その年中に支出した特定寄附金の額のうち、その年分の総所得金額等の合計額の40%相当額までの金額から4,000円を控除した金額である。
- その年分の合計所得金額が1,000万円を超える者は、配偶者の合計所得金額の多寡にかかわらず、配偶者特別控除の適用を受けることができない。
解答
3
解説
1.は適切。医療費控除の「5%」「10万円」「200万円」の数字は割り切って覚えましょう。
2.は適切。寡婦控除の要件のひとつに「合計所得金額が500万円以下」があります。
3.は不適切。寄附金控除の控除額は、「その年中に支出した特定寄附金の額」と「その年分の総所得金額等の合計額の40%相当額」のうち、どちらか低いほうの額から2,000円を差し引いた金額になります。
4.は適切。配偶者特別控除の要件のひとつに「控除を受ける人のその年における合計所得金額が1千万円以下」があります。
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