CFPとは?

 CFPとは、サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー(Certified Financial Planner)の英単語の頭文字をとった略語で、FP協会が実施・認定しているファイナンシャル・プランニングに関する国際的な民間資格です。

 また、以下の4つの条件を満たし、FP協会に「世界基準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供できる能力がある」と認定された者をCFP認定者といいます。

  1. CFP試験の6科目に合格していること
  2. エントリー研修を受講・修了していること
  3. 通算で3年以上の実務経験を有していること
  4. 必要書類を提出し、約定書に署名すること

 本ページではまず、1つめの条件の「CFP試験」の詳細をご紹介いたします。




CFP試験の基本情報

試験日
(法令基準日)
6月・11月の年2回
(6月はその年の1月1日、11月はその年の4月1日)
試験時間
(各2時間)
1日目(1週目の日曜日)
9:30~11:30
12:30~14:30
15:30~17:30
金融資産運用設計
不動産運用設計
ライフプランニング・リタイアメントプランニング
2日目(2週目の日曜日)
9:30~11:30
12:30~14:30
15:30~17:30
リスクと保険
タックスプランニング
相続・事業承継設計
受験手数料
(税込)
1科目:5,500円
2科目:9,900円 7,700円
3科目:14,300円 9,900円
4科目:18,700円 12,100円
5科目:23,100円 14,300円
6科目:27,500円 16,500円

※2020年11月試験のみ複数科目受験の割引率がアップします。

受験資格 AFP認定者
FP協会が認定する大学院で所定の課程の単位を取得した者

 CFP試験は「NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(以下、FP協会)」により、年に2回、6月と11月に実施されます。

 試験は1週目の日曜日に3科目(金融・不動産・ライフ)、2週目の日曜日に3科目(リスク・タックス・相続)が行われます。

 一度に複数の科目を受験することができ、また、科目合格制が採用されているので、「6科目×1回」「3科目×2回」「2科目×3回」「1科目×6回」など、自身の環境にあわせて科目数・受験回数を自由に決めることができます。

 AFPの登録期間中(=AFPとして認定されている間)は科目合格の有効期限は特にありません。ただし、年会費の未払いや2年ごとの更新手続きを怠り、AFPの認定が終了した場合はCFP試験の科目合格も失効します。

 受験料は受験する科目数で決まります。1科目だけの場合は5,500円(税込)、2科目以降は1科目あたり4,400円(税込)です。

 なお、FP3級・2級・1級は国家試験なので受験料は非課税ですが、CFP試験は民間の資格試験なので受験料に消費税がかかります。

 受験資格は「AFP認定者」または「FP協会が認定する大学院で所定の課程の単位を取得した者」と定められていますが、多くの受験生は前者の「AFP認定者」の条件を満たして受験資格を得ています。

CFP 2020年度の試験日情報

試験回 試験日 申込期間 合格発表日
第1回 2020年6月14日 中止 中止
2020年6月21日
第2回 2020年11月8日 郵送:2020年9月3日~9月16日
ネット:2020年9月3日~10月2日
2020年12月16日
2020年11月15日

筆記試験の概要

筆記試験(6科目共通)
出題形式 【マークシート形式】
四肢択一問題:50問
合格点 試験回によって異なる
平均合格率 30%~40%

 マークシート形式の四肢択一問題が50問出題されます。計算問題は複雑でややこしいものが多く、ひっかけの肢もたくさん用意されているので、計算が苦手な方は苦労するかもしれません。

 配点は1問2点で、問題の難度に関係なく均一配点となっているため、自分の得意な問題・簡単な問題から優先的に解いていく必要があります。

 なお、合格点は各科目の上位30%~40%になるように調整されるため試験回によって異なりますが、だいたい30問前後(60点前後)になることが多いです。

 各科目の平均合格率は30%~40%で、ひとつひとつの難度はそれほど高くありません。ただ、6科目同時受験者の一発合格率は5%~10%とかなり低い数字になっています。

CFP試験後の道のり

 6科目全てに合格すると「CFP資格審査試験の合格者」となり、その後、エントリー研修の修了および実務経験3年の要件を満たすとCFPの資格が認定され、晴れて「CFP認定者」となります。

 なお、「CFP資格審査試験の合格者」および「CFP認定者」は、FP1級の学科試験が免除になるので、あとはFP1級の実技試験(合格率80%~95%)をクリアするだけでFP技能士1級に合格できます。

管理人

1級の学科試験は「2級合格&実務経験1年以上」または「実務経験5年以上」という条件を満たさなければ受験することができません。

FPに関する実務経験がない場合は、FP2級合格→AFP登録→CFP試験の6科目合格→(1級学科免除)→1級実技合格というルートで頂上を目指す方が多いです。

CFPのエントリー研修

 上述のとおり、エントリー研修は6科目合格後に(希望者のみが)受講する研修です。

 CFPの認定要件のひとつに「エントリー研修を修了」があるため、CFPの認定を受けるためには必ずエントリー研修を受講・修了する必要があります。

2019年度の第1回までは、各自がWEB上で学習をすすめる「通信研修」と、実際に顔をあわせてロールプレイングなどを行う「集合研修」の2つで構成されていましたが、2019年度の第2回から現行のeラーニング形式の通信研修に変更されました。

CFPのエントリー研修
主催団体 日本FP協会
受講形式 eラーニング形式(通信研修)
受講料 無料
実施時期 7月下旬と12月下旬(年2回)
実施期間 約2週間
修了要件 教材の閲覧&確認テストの修了

CFPの継続教育研修

 ここからはCFPのエントリー研修を受けてCFP認定者になったあとの話しです。

 CFPはAFPと同様に「継続的に最新の知識とスキルを学んでいること」が認定の条件のひとつなので、2年ごとに資格を更新する必要があります。

 具体的には、FP協会が指定する科目数(必須科目「FP実務と倫理」+2科目以上)および単位数(30単位以上)の条件を満たしたうえで、CFP資格の更新手続きを行います。

  • AFPの継続教育研修:必須科目「FP実務と倫理」を1単位以上+その他の科目を2科目以上かつ15単位以上
  • CFPの継続教育研修:必須科目「FP実務と倫理」を2単位以上+その他の科目を2科目以上かつ30単位以上

 単位の取得方法に関しては、継続教育研修を受講・修了する他に、FPジャーナル継続教育テストを受ける、FPとして執筆活動や講師活動をする、勉強会に参加する…などいろんな方法があります。

 講師に挑戦したり勉強会に参加することも大変有意義ですが、CFP資格を更新することに主眼をおいて費用対効果を考えると、継続教育研修を受講するのが一番安上がり手続きも簡単なのでおすすめです。

CFPの継続教育研修
受講形式 主にWEB講座
受講料 5,000円~10,000円
(※実施機関により異なる)
修了要件 修了テストに合格

CFP認定者数

 CFP認定者数の推移は以下のとおりです。

 最近は毎年数百人ずつ、安定的に増えていることが分かります。2016年1月1日の時点で、認定者数が20,000人を突破しました。

 なお、CFP認定者とは「CFP試験(6科目)に合格」「エントリー研修を受講・修了」「3年以上の実務経験」の3つの条件を満たし、FP協会に登録申請をして受理された方を指します。

 CFP試験(6科目)に合格したものの他の条件を満たしていない方や登録申請をしていない方は、以下の表の数に含まれていませんのでご注意ください。

CFP認定者数の推移
集計日 認定者数 前年比
2020年4月1日 23,253人 +605人
2020年1月1日 22,648人 +1,002人
2019年1月1日 21,646人 +482人
2018年1月1日 21,164人 +459人
2017年1月1日 20,705人 +398人
2016年1月1日 20,307人 +514人
2015年1月1日 19,793人 +576人
2014年1月1日 19,217人 +639人
2013年1月1日 18,578人 +723人
2012年1月1日 17,855人 +621人
2011年1月1日 17,234人 +788人
2010年1月1日 16,446人 +620人
2009年1月1日 15,826人 +790人
2008年1月1日 15,036人 +279人
2007年1月1日 14,757人 +1,693人
2006年1月1日 13,064人 +1,438人
2005年1月1日 11,626人 +1,583人
2004年1月1日 10,043人 +2,049人
2003年1月1日 7,994人 +2,131人
2002年1月1日 5,863人 +1,853人
2001年1月1日 4,010人 +1,660人
2000年1月1日 2,350人 +1,059人
1999年1月1日 1,291人 +269人
1998年1月1日 1,022人

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