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CFPの試験制度に関するQ&A
CFPとはなんですか?
CFPとは、サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー(Certified Financial Planner)の頭文字をとった略語で、FP協会が実施・認定しているファイナンシャル・プランニングに関する国際的な民間資格です。

また、CFP試験に合格&エントリー研修や実務経験などの要件を満たし、FP協会に「世界基準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供できる能力がある」と認定された者をCFP認定者といいます。

どうすればCFPに認定されますか?
以下の4つの条件を満たすとCFPに認定されます。

  • CFP試験の6科目に合格していること
  • エントリー研修を受講・修了していること
  • 通算で3年以上の実務経験を有していること
  • 必要書類を提出し、約定書に署名すること

1つめの「CFP試験の6科目に合格していること」ですが、CFP試験は6科目の科目合格制になっているので、自分のペースに合わせて勉強することができます。

一気に6科目を受験して一発合格を狙う方もいれば、毎回1科目ずつ無理なく受験する方もいらっしゃいます。

2つめの「エントリー研修」というのは年2回(10月と3月)、全国各地で開催される研修のことで、通信研修と集合研修(半日)の2つから成ります。筆記や口述などの試験はなく、研修に参加するだけで修了になります。

3つめの「通算で3年以上の実務経験を有していること」は、文字どおり3年以上の実務経験が必要になりますが、実務経験は合格前でも合格後でも構いません

4つめの条件は、上の3つの条件を満たしたあとにFP協会に登録申請するだけですが、登録料(5,000円)および年会費(毎年20,000円)がかかります。

受験に必要な資格や条件はありますか?
CFP試験の受験資格を得るためには、まずAFP認定者になる必要があります。なお、CFP試験の受験にあたっては実務経験は必要ありません。

また、FP協会が認定する大学院で所定の課程の単位を取得した場合、CFP試験の受験資格が付与されます。

試験は1年に何回実施されますか?
CFP試験は1年度に2回(6月・11月)、2週にわたって実施されます。

具体的には、1週目の日曜日に3科目(金融資産運用設計、不動産運用設計、ライフプランニング・リタイアメントプランニング)、2週目の日曜日に3科目(リスクと保険、タックスプランニング、相続・事業承継設計)の試験が行われます。

受験者数や合格率はどれぐらいですか?
各科目の年間総受験者数は3千人~4千人、平均合格率は30%~40%ぐらいです。

なお、毎年200人ぐらいの方が全6科目を一気に受験していますが、1発で合格できるのはその中でも5%~10%ぐらいです。

ちなみに私は2015年11月に3科目、2016年6月に3科目を受験しましたが、毎回2科目ずつ(1週目の日曜日に1科目、2週目の日曜日にもう1科目)受験する受験生が一番多いようです。

どのような仕事が実務経験にカウントされますか?
実務経験のカウントに関しては、かなり幅広く認められています。

銀行や会計事務所などFPの業務と関連がある仕事はもちろんのこと、一般事業会社の経理部員や金融系のコールセンターにおける顧客対応、FPサイトの運営なども実務経験として認められるようです。

なお、実務経験は自己申告制第三者による証明等は不要です。自分の職歴・経験が実務経験にカウントできるかどうか不安な場合は、FP協会に直接お問い合わせください。

実務経験がない場合は受験することができませんか?
実務経験がなくてもCFP試験を受験することは可能です。実務経験はCFP認定者になるために必要なのであって、CFP試験の受験にあたっては必要ありません。
実務経験がない場合はCFP認定者になることはできませんか?
実務経験がない場合や経験年数が不足している場合は、FP協会の認定教育機関が主催する有料の継続教育研修(みなし実務研修)を受講することにより、講義1時間を1か月の実務経験として申請することができます

つまり、実務経験が全く無い場合でも、みなし実務研修を36時間受講することにより36か月分(3年分)の実務経験に代えることができ、CFP認定者になることができます。

試験科目は何科目ですか?科目合格はありますか?
試験科目は「金融資産運用設計」「不動産運用設計」「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」「リスクと保険」「タックスプランニング」「相続・事業承継設計」の全6科目です。

また、CFP試験は科目合格制が採用されており、1科目ずつ受験することも可能ですので、仕事・育児と勉強を両立している受験生が多いです。

科目合格の有効期限はありますか?
AFPの登録期間中(AFPとして認定されている間)は科目合格の有効期限は特にありません。ただし、年会費の未払いや2年ごとの更新手続きを怠り、AFPの認定が終了した場合はCFP試験の科目合格は失効します。

このように実質的な有効期限はありませんが、6科目合格後に受講するエントリー研修やFP1級の実技試験のことを考えますと、なるべく短い勉強期間で6科目の合格を目指すことをおすすめします。

問題・解答のベースとなる法令基準日はいつですか?
CFP試験は1年度に2回(6月・11月)実施されますが、問題・解答のベースとなる法令基準日は試験日ごとに異なります。

  • 6月試験:その年の1月1日
  • 11月試験:その年の4月1日
試験問題を持ち帰ることはできますか?
2014年度の試験から問題用紙を持ち帰ることができるようになりました。試験日の翌営業日に公表される模範解答ですぐに自己採点できるように、答案を提出する前に自分の解答を問題用紙の白紙部分にメモっておきましょう。
各科目の合格点は何点ですか?
合格点は科目によって異なります。各科目の上位30%~405の受験生が合格ラインに乗るように合格点が決まりますが、最近の試験では全50問中30問(得点率60%)前後になることが多いです。
試験はどこで行われますか?海外で受験することはできますか?
CFP試験は、全国14地区(札幌、仙台、宇都宮、東京、新潟、金沢、静岡、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、熊本、那覇)で行われます。自分で好きな地区を選んで受験することができますが、海外で受験することはできません。
CFP試験とFP1級の学科試験はどちらが難しいですか?
FP1級の学科試験は、一発勝負で合格率も10%前後なのでかなり難しいです。一方、CFP試験は科目合格制で各科目の合格率こそ30%~40%と高いですが、一気に全6科目を受験して合格するのは5%~10%ぐらいです。

形式の違う試験なので難度を比較するのは難しいですが、どちらもそれなりに難しい試験であることは間違いありません。

ある程度まとまった勉強時間を確保できる方はFP1級を、仕事や育児と勉強を両立する必要がある方はCFP試験を受験される場合が多いです。

CFPとFP1級の両方を取りたいです。どちらから挑戦すべきですか?
CFP試験の6科目に合格すると、FP1級の一番の難所である学科試験が免除になります。よって、CFPとFP1級の両方を取りたい場合は「FP2級合格→AFP登録→CFP6科目合格→FP1級合格」という順番で勉強をすすめることをおすすめします。

※先にFP1級に合格しても、CFP試験(6科目)の科目免除はありませんのでご注意ください。

CFP試験のおすすめの勉強法はありますか?
CFP試験は「過去に出題された問題の類似問題」がよく出題されます。よって、過去問対策が合格のカギになります。

FPK研修センターの精選過去問題集を何度も繰り返し解くことをおすすめします。

CFP試験の6科目の中で一番難しい科目はなんですか?
複雑な計算問題が出題される「金融資産運用設計」が難しいという声が多いですが、どの科目を難しく感じるかは十人十色だと思います。

ちなみに、私の場合は「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」を一番たくさん勉強しましたが、本試験の点数は一番低かったです。

管理人の各科目の勉強時間と本試験の点数
科目 勉強時間 本試験の点数 合格点
2015年11月 タックス 30時間20分 46点 29点
相続 31時間35分 41点 31点
金融 39時間55分 41点 31点
2016年6月 ライフ 47時間00分 36点 31点
不動産 40時間30分 40点 32点
リスク 32時間00分 44点 28点

6科目のおすすめの組み合わせはありますか?
受験パターンとしては、「6科目×1回」「3科目×2回」「2科目×3回」「1科目×6回」の4つがありますが、「6科目×1回」は選びようがないですし、「1科目×6回」は好きな順番に受けてけば良いと思います。

「3科目×2回」のパターンで受験する場合、1日に3科目(3-0または0-3)というのはかなりきついので、1週目に1科目・2週目に2科目(1-2)または1週目に2科目・2週目に1科目(2-1)という組み合わせで受験することをおすすめします。

ちなみに、私は以下のような組み合わせで受験しました。

  • 2015年11月試験
    • 1週目の日曜日:不動産(12:30~14:30)、ライフ(15:30~17:30)
    • 2週目の日曜日:リスク(9:30~11:30)
  • 2016年6月試験
    • 1週目の日曜日:金融(9:30~11:30)
    • 2週目の日曜日:タックス(12:30~14:30)、相続(15:30~17:30)

「2科目×3回」のパターンで受験する場合も、試験日を出来るだけ分散させたほうが各科目に集中できますので、1週目に1科目・2週目に1科目(1-1)という組み合わせで受験することをおすすめします。

CFP認定者にしかできない業務(独占業務)はありますか?
CFPは名称独占(合格しないとCFPと名乗れない)しかなく、宅建士や税理士のような業務独占(合格しないと一定の業務ができない)はありません。
CFPに一度認定されたら一生有効ですか?
CFPはAFPと同様に「継続的に最新の知識とスキルを学んでいること」が認定の条件のひとつなので、2年ごとに資格を更新する必要があります。

FP協会が指定する科目数(必須科目「FP実務と倫理」+3科目以上)および単位数(30単位以上)の条件を満たしたうえで、CFP資格の更新手続きを行います。

CFPの勉強方法に関するQ&A
CFP試験に合格するために必要な勉強時間はどれくらいですか?
CFP試験(6科目)の合格に必要な勉強時間は、地頭の良さや勉強期間、年齢、FP関連の知識の有無などによって大きく変わりますが、一般的には300時間~500時間(1科目あたり50時間~80時間)がひとつの目安になると言われています。

  • 合格するために必要な勉強時間の目安
    • FP3級(学科+実技):50時間前後
    • FP2級(学科+実技):3級合格+150時間前後
    • FP1級(学科+実技):2級合格+300時間~500時間
    • CFP(6科目):2級合格+300時間~500時間
    • FP1級(実技のみ):CFP合格+20時間前後
CFP試験は独学で合格することができますか?
CFP試験は自分ペースに合わせて受験科目数を調整できますし、FPK研修センターの精選過去問題集という鉄板教材がありますので、独学でもじゅうぶん合格できます。

ただ、「絶対に1回で合格したい!」「独学で勉強するのは不安…」という方には、TACや大原などの専門学校の通学・通信講座の受講をおすすめいたします。

CFP試験のおすすめのテキスト・問題集はありますか?
CFP試験に関しては、FPK研修センターの精選過去問題集の一択です。

私は「精選過去問題集をひたすら解きまくって、間違えた問題はFP2級のテキストやネット検索などを使って復習し、必要な情報はすべてFP2級のテキストに集約する」という勉強方法で合格しました。

なお、FP協会の公式テキストもありますが、個人的には不要だと思います。実際に購入して少しだけ使ってみましたが、ただ文章や表が並んでいるだけの構成になっていて使い勝手が悪かったです。

CFP試験のおすすめテキスト・問題集の詳細を知りたい方はCFP試験のテキスト・問題集 おすすめ人気ランキングページをご覧ください。

CFPのエントリー研修に関するQ&A
エントリー研修とはなんですか?
エントリー研修は、FP協会が主催する実務研修です。受講料は10,800円で、毎年10月と3月に全国各地で行われます。
エントリー研修はどんな内容ですか?
エントリー研修は、各自がWEB上で学習をすすめる「通信研修」と、実際に顔をあわせてロールプレイングなどを行う「集合研修」の2つから構成されており、両方を受講することで晴れて修了となります。

なお、内容の詳細はCFPエントリー研修 合格体験記のページでご紹介していますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

エントリー研修を受けずにCFPの認定を受けることは可能ですか?
CFPの認定を受けるためには、「AFP認定者」「CFP試験6科目に合格」「実務経験3年以上」「エントリー研修を修了」という4つの条件をクリアする必要がありますでの、エントリー研修を受けずにCFPの認定を受けることは不可能です。

なお、研修は6科目に合格する前に受講することはできません。通常は、AFP認定→CFP試験の6科目に合格→CFPエントリー研修→CFP認定という流れになります。

集合研修に参加するにあたって何か準備しておくべきことはありますか?
基本的には、準備は不要です。

ただ、受講票とともにロールプレイングで使用する事例(が書かれた紙)が2パターン送られてきますので、自分がFP役ならどんな提案をするかな…と考えておくと、当日のロールプレイングがスムーズにいくと思います。

また、研修の最初に参加者全員の自己紹介タイムがありますので、不安な方は「名前・どこから来たのか・どんな仕事をしているのか・簡単な意気込み」ぐらいを予め準備しておくことをおすすめします。