おすすめ電卓
SHARP EL-VN82
人気 | 5.0 |
---|---|
性能 | 4.5 |
価格 | 5.0 |
電卓種類:一般電卓
保証期間:1年
ケース:なし
サイズ:縦18.0cm × 横10.9cm × 高さ1.4cm
重量:168g
桁数:12桁
価格:2,500円前後
「SHARP EL-VN82」は、電卓事業50周年を記念して作られたSHARPの自信作です。
投票で選ばれたデザインを商品化しただけあって、表面のアルミパネルはかなりおしゃれな感じに仕上がっています。色はディープブルー、シャンパンゴールド、ブラウン、エレガントピンクの4色展開です。
この電卓の大きな特徴は、コンパクトサイズの割りに液晶部分が大きくて数字が見やすい点と、ディスプレイ部分を自由に傾けることができるので視認性に優れている点です。薄くて軽いので持ち運びもしやすいです。
また、定番の早打ち機能(2キーロールオーバー)やアンサーチェック機能はもちろんのこと、この価格帯の電卓にしては珍しくサイレントキーを実装している点も大きな魅力のひとつです。
実売価格も2,000円前後なので、お財布にも優しいです。今どきのおしゃれなデザイン&コストパフォーマンスに優れた電卓をお探しの方に、自信をもっておすすめできる1台です。
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SHARP EL-G37
人気 | 4.5 |
---|---|
性能 | 5.0 |
価格 | 4.0 |
電卓種類:学校用電卓
保証期間:3年
ケース:布製(綿ビロード)
サイズ:縦18.1cm × 横11.2cm × 高さ3.5cm
重量:202g
桁数:12桁
価格:4,700円(税込・送料込)
「SHARP EL-G37」は、もともと公認会計士・税理士・日商簿記・全経簿記などの受験生のために特別に開発された高性能・高静粛がウリのプレミアム電卓です。
学校用電卓なので市販はされていませんが、資格の学校TACの各校舎および直販サイト(CyberBookStore)で誰でも購入できます。
私自身、昔から「EL-G××」シリーズを愛用しており、FP3級・FP2級・CFP試験・FP1級もこのEL-G37を使って受験・合格しました。
サイレントキーが採用されているのでキーのタッチ音も静かですし、早打ち機能(2キーロールオーバー)を実装されているので、どれだけ早く打っても正確にカウントされます。ゆるい傾斜がついた液晶部分も大きくて見やすいです。
この電卓は「電卓は長く使うものだから、ちょっと高くても品質の高いものを選びたい!」という受験生の方に自信を持っておすすめできる1台です。なお、黒色の綿ビロードの布ケースが付いているので持ち運びもしやすいです。
SHARP EL-N942X
EL-G37と見た目がほぼ同じで、機能・ボタンの一部だけ異なる市販電卓「SHARP EL-N942X」もあります。
収納ケースは付いていませんが、実売価格は「SHARP EL-G37」よりも1,000円ぐらい安いです。こちらはAmazonや楽天市場などでも購入できます。
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CASIO JS-20WK
人気 | 4.0 |
---|---|
性能 | 5.0 |
価格 | 3.5 |
電卓種類:一般電卓
保証期間:5年
ケース:別売り
サイズ:縦17.5cm × 横10.7cm × 高さ2.4cm
重量:210g
桁数:12桁
価格:7,500円前後
電卓といえばやっぱりCASIO!という方には「CASIO JS-20WK」がおすすめです。メーカーの希望小売価格は14,080円(税込)ですが、Amazonなどでは10,000円前後で販売されています。
電卓のサイズ・重量・基本性能は、上で紹介した「SHARP EL-G37」とほとんど変わりません。どちらも文句なしの高性能電卓です。サイレントキーや早打ち機能(2キーロールオーバー)も実装されています。保証期間も5年とかなり長いので、安心して使い続けることができます。
キーをタッチしたときの吸い付くような感触や静粛性は(EL-G37でもじゅうぶんですが)さらに1ランク上の仕上がりになっています。大型家電量販店等で試し打ちできる方は、ぜひ購入前にチェックしてください。
それでは、なぜ「SHARP EL-G37」が2番目で、「CASIO JS-20WK」が3番目なのかといいますと…単純に実売価格の差です。性能やサイズがほぼ同じなら安いに越したことはないので、FP試験ナビでは「SHARP EL-G37」の電卓を上位にランキングしています。
3つの電卓の仕様・寸法一覧
SHARP EL-VN82 |
SHARP EL-G37 |
CASIO JS-20WK |
||
---|---|---|---|---|
サ イ ズ |
縦(cm) | 18.0 | 18.1 | 17.5 |
横(cm) | 10.9 | 11.2 | 10.7 | |
高さ(cm) | 1.4 | 3.5 | 2.4 | |
重量(g) | 168 | 202 | 210 | |
桁数 | 12 | 12 | 12 | |
早打ち機能 (2キーロールオーバー) |
○ | ○ | ○ | |
サイレント機能 | ○ | ○ | ○ | |
ケース | – | ○ | – | |
保証期間 | 1年 | 3年 | 5年 | |
販売価格 (実勢価格) |
2,000円前後 | 4,700円 | 10,000円前後 | |
画像 |
電卓の基本情報
FP試験で使える電卓
試験で使うことができるのは、以下の条件を満たす電卓だけです(※FP協会・金財共通)。
- 電源を内蔵しているもの
- 演算機能のみを有するもの ※
- 数値を表示する液晶部分がおおむね水平で、表示領域が一行のもの
- おおむね縦26センチ・横18センチを超えないサイズのもの
※ GT機能やメモリ機能、日数計算機能、売価(MU)・原価(MD)・利益率等の計算機能などが付いているものはOK。プログラム入力機能や関数機能(Σやlogなど)、紙に記録できる機能、音が出る機能などが付いているものはNG。
いろいろと難しいことが書かれていますが、一般的に市販されている「普通の電卓」であれば問題なく使うことができます。不安な方は、本ページでおすすめしている電卓をお買い求めください。
なお、試験で使える電卓は1台のみです。2台以上を持ち込んでも同時に使うことはできません。また、試験日当日は電卓の貸出などは一切行われないため、忘れると悲惨なことになります。家を出る前に再度確認しましょう。
早打ち機能とは?
早打ち機能とは、先に押したキーから指が離れる前に次のキーを押してもきちんと入力される機能です。この機能がついていない電卓は素早いキータッチに対応することができないため、資格試験の勉強には使えません。
最近は、100均で売っているような数百円の電卓にも早打ち機能が付いていることが多いのでよっぽど大丈夫だと思いますが、これから電卓を購入される方は「早打ち機能が付いているか」を必ず確認してください。
また、すでに電卓を購入済みの方で、お手持ちの電卓に早打ち機能が付いているかどうか調べたい場合は、以下の方法で簡単に確認することができます。
- 1を押したまま2を押して、1の指を離すと「12」と表示されない → 早打ち機能なし
- 1を押したまま2を押して、1の指を離すと「12」と表示される → 早打ち機能あり
キーロールオーバーとは?
早打ち機能が付いている電卓のうち、2つのキー入力を認識するものを「2キーロールオーバー」、3つのキー入力を認識するものを「3キーロールオーバー」といいます。
- 1を押したまま2を押して、さらに3を押したうえで1、2の順番に指を離すと「13」など2つの数字が表示される → 2キーロールオーバー
- 1を押したまま2を押して、さらに3を押したうえで1、2の順番に指を離すと「123」と3つの表示される → 3キーロールオーバー
3キーロールオーバーは、CASIOの50周年記念モデル「CASIO S100」などの超高級電卓に実装されています。FPの勉強で普通に使う分には2キーロールオーバーが実装されていればじゅうぶんです。
サイレント機能とは?
サイレント機能とは、キー入力のさいに発生する「カタカタカタカタ…」というタッチ音を抑える機能です。
この機能が付いていなくても実用性・操作性に影響はないため、絶対に必要な機能ではありません。ただ、電卓を使う場所(ex.図書館などの静かな環境)によってはタッチ音に気を遣う必要があるため、付いているに越したことはありません。
安い価格帯の電卓には付いていないことが多いため、この機能が必要な方は電卓を購入するさいに必ずチェックしましょう。
電卓に関するQ&A
FP技能検定やCFP資格審査試験では算盤(そろばん)の使用は認められていません。よって、電卓の代わりに算盤(そろばん)を使うことはできません。
市販の電卓は12桁または10桁の電卓が多いですが、計算途中で数字が大きくなることがあるので、これから購入する方には12桁の電卓をおすすめします。
細かい操作方法はSHARPとCASIOで異なります。
例えば、定数計算(連続計算)機能を使用するさいに、SHARPの電卓は×ボタンを1回押せばいいだけなのに対して、CASIOの電卓は×ボタンを2回押さなければいけないという点は異なりますが、すぐに慣れるのでどちらでも問題ないです。
また、キーの配列もSHARPとCASIOで異なりますが、これはもう好みの問題ですし、特別なこだわりがある方以外は気にする必要はありません。どちらの配列でも慣れれば速く打てるようになります。
結論は…どちらを選んでも問題はありません。求める性能・サイズ・金額・会社の好みなどを考慮して自由にお選びください。
電卓を打つ手に関しては右でも左でもどちらでも構いません。
左手で打つとペンを持ち替える時間を短縮できますが、電卓が必要な問題はそんなに多くないので(特に3級・2級)、実際に短縮できる時間は微々たるものです。
むしろ、使い慣れていない左手よりも器用に使いこなせる右手のほうが速く打てる、という方も多いと思います。私自身、右利き・右打ちで3級から1級まで受験しましたが、全く問題なかったです。
電卓の構造上、試験中にいきなり使えなくなるケースはあまり考えられませんが、万が一に備えて安い電卓を用意しておくと安心です。
予備なのでメイン電卓のようにお金をかける必要はありません。100均などで数百円で売られているコンパクトなものを選びましょう。
家に取りに帰る時間があれば取りに帰るに越したことはありませんが、取りに帰る時間がない場合、まずは試験監督に相談しましょう。
規定には「試験会場での計算機(電卓)の貸出しは一切行いません。」と書かれていますが、現場の判断で貸してもらえる可能性があります。
それも難しい場合は、近くのコンビニに行って電卓が売っていないか探してみましょう。大きい店舗であれば、文房具や電池などのコーナーに置いてあることがあります。