四択問題
分野:ライフ
下記<物品販売業A社の損益計算書>の勘定科目に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 売上高は、企業の規模を推し量る数値であり、経営効率を示す指標である総資本回転率は、売上高を総資本で除した数値である。
- 売上原価は、期首の在庫(期首商品棚卸高)と期中の商品仕入高の合計から期末の在庫(期末商品棚卸高)を差し引いたものである。
- 販売費及び一般管理費は、販売業務や管理業務に関して発生した費用であり、役員報酬や従業員給与はここに含まれる。
- 当期純利益は、税引前当期純利益から法人税等を差し引いた後の利益であり、利益効率を示す指標であるROEは、売上高に対する当期純利益の割合である。
解答
4
解説
1.は適切。総資本回転率の計算式は以下のとおりです。
総資本回転率=売上高÷総資本(総資産)
2.は適切。売上原価の計算式は以下のとおりです。
売上原価=期首商品棚卸高+当期商品仕入高-期末商品棚卸高
3.は適切。
4.は不適切。ROE(自己資本利益率)は、自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合です。本肢の「売上高に対する当期純利益の割合」は、売上高当期純利益率の説明です。
ROE=当期純利益÷自己資本
売上高当期純利益率=当期純利益÷売上高
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