四択問題
分野:リスク
任意加入の自動車保険(保険期間1年)のノンフリート等級別料率制度に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 自動車同士の衝突によって対人賠償保険および対物賠償保険の保険金が支払われる場合は、3等級ダウン事故となる。
- 人身傷害(補償)保険の保険金のみが支払われる場合は、1等級ダウン事故となる。
- 搭乗者傷害保険の保険金のみが支払われる場合は、等級据え置き事故となる。
- 自動車の盗難により車両保険の保険金のみが支払われる場合は、ノーカウント事故となる。
解答
1
解説
ノンフリート等級別料率制度は、契約者の前契約の有無や事故歴に応じて1等級から20等級に区分し、等級ごとに保険料の割増・割引を行う制度です。
初めて自動車保険をご契約する場合は、原則として6等級からスタートします。1年間無事故の場合、契約更新のさいに1等級上がって保険料の割引率がアップします。
また、事故の種類は「ノーカウント事故」「1等級ダウン事故」「3等級ダウン事故」の3つがあり、後ろの2つに該当する事故を起こした場合、契約更新のさいに1等級または3等級下がって保険料の割引率がダウン(または割増率がアップ)します。
参考・事故にあうと必ず等級が下がるの?(チューリッヒ保険会社)
1.は適切。自動車同士の衝突によって対人賠償保険および対物賠償保険の保険金が支払われる場合は、3等級ダウン事故として取り扱われます。
2.は不適切。人身傷害(補償)保険の保険金のみが支払われる場合は、ノーカウント事故として取り扱われます。
3.は不適切。搭乗者傷害保険の保険金のみが支払われる場合は、ノーカウント事故として取り扱われます。
4.は不適切。自動車の盗難により車両保険の保険金のみが支払われる場合は、1等級ダウン事故として取り扱われます。
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