2018年5月試験

FP3級 学科試験 2018年5月 問11(過去問解説)

正誤問題

分野:金融

追加型の株式投資信託において、収益分配金支払後の基準価額が受益者の個別元本を上回る場合、当該受益者に対する分配金は元本払戻金(特別分配金)として非課税となる。




解答

×(不適切)

解説

収益分配金は「元本払戻金(特別分配金)」と「普通分配金(値上がり益)」の2つで構成されています。

  • 元本払戻金(特別分配金):元本の払い戻しとして非課税になる
  • 普通分配金(値上がり益):配当所得として課税される

本文で問われている「収益分配金支払後の基準価額が受益者の個別元本を上回る場合の当該受益者に対する分配金」は普通分配金(値上がり益)に分類されるため、配当所得として所得税の課税対象になります。

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