四択問題
分野:ライフ
国民年金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 第1号被保険者は、日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の自営業者や学生などのうち、日本国籍を有する者のみが該当する。
- 第1号被保険者である大学生は、本人の所得金額の多寡にかかわらず、所定の申請により、学生納付特例制度の適用を受けることができる。
- 保険料免除期間に係る保険料のうち、追納することができる保険料は、追納に係る厚生労働大臣の承認を受けた日の属する月前5年以内の期間に係るものに限られる。
- 遺族基礎年金を受給することができる遺族は、国民年金の被保険者等の死亡の当時、その者によって生計を維持し、かつ、所定の要件を満たす「子のある配偶者」または「子」である。
解答
4
解説
1.は不適切。日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の自営業者や学生などのうち、厚生年金や共済組合制度に加入していない者は、国籍に関係なく国民年金に加入する必要があります。
2.は不適切。第1号被保険者である学生は、本人の所得が一定以下の場合にかぎり、所定の申請により学生納付特例制度の適用を受けることができます。
3.は不適切。追納できる保険料は、追納が承認された月の前10年以内の免除期間にかかる分に限られます。それ以前の分は追納することができません。
4.は適切。遺族基礎年金の対象者は「子のある配偶者」または「子」です。「子のない配偶者」は支給の対象外になります。
FP2級 過去問解説 全問リスト
【試験回別】過去問解説
FP2級 過去問解説