2016年9月試験

FP3級 学科試験 2016年9月 問11(過去問解説)

正誤問題

分野:金融

物価が継続的な下落傾向(デフレーション)にある場合、名目金利のほうが実質金利よりも高くなる。




解答

×(不適切)

解説

名目金利とは、銀行等でよく見かける「定期預金の金利は●%」の●の数字のことです。見かけ上の数値なので名目金利と呼ばれます。

一方、実質金利とは、名目金利にインフレ率(物価上昇率)を加味したものです。計算式で表すと以下のような形になります。

実質金利=名目金利-インフレ率

本問は、問題文に「物価が継続的な下落傾向(デフレーション)にある場合」とありますが、デフレーションの場合はインフレ率がマイナスになるため、実質金利のほうが名目金利よりも高くなります。

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