四択問題
分野:リスク
傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。
- 普通傷害保険では、熱中症により治療を受けた場合は保険金支払いの対象となる。
- 普通傷害保険では、被保険者の年齢によって保険料が異なる。
- 家族傷害保険では、保険契約締結後に誕生した記名被保険者本人の子も、被保険者となる。
- 家族傷害保険では、記名被保険者の家族の人数によって保険料が異なる。
解答
3
解説
1.は不適切。普通傷害保険は、日常生活(就業中も含む)の事故によるケガが補償の対象になります。病気の治療や細菌性・ウイルス性の食中毒、地震・噴火・津波を原因とする傷害は補償されません。
2.は不適切。普通傷害保険は、被保険者の年齢や性別ではなく職業によって保険料が決まります。ケガをする可能性の高い職業の保険料は高く、逆にケガをする可能性の低い職業の保険料は安く設定されています。
3.は適切。家族傷害保険は、被保険者だけでなく配偶者や子供など対象となる家族全員のケガに備えて入る保険です。
1家族ごとの契約になるため、保険期間中に被保険者に子が生まれた場合、その子は自動的に被保険者になります。
4.は不適切。家族傷害保険は、普通傷害保険と同様に被保険者の職業によって保険料が決まります。被保険者の家族の人数は関係ありません。
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