分野:金融

四択問題

 預金保険制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. ゆうちょ銀行に預け入れられている通常貯金は、預入限度額である元本1,300万円までとその利息が預金保険制度による保護の対象となる。
  2. 国内銀行に預け入れられている外貨預金は、預金保険制度による保護の対象とならない。
  3. 国内銀行に預け入れられている円預金のうち、確定拠出年金制度で運用されているものについても、預金保険制度による保護の対象となる。
  4. 国内銀行に預け入れられている決済用預金は、預入金額の多寡にかかわらず、その全額が預金保険制度による保護の対象となる。

解答

1

解説

 1.は不適切。預金保険機構は、金融機関が破綻したさいに預金者を保護することを目的に設立された法人です。

 ゆうちょ銀行も預金保険機構が運営する預金保険制度に加入しているため、ゆうちょ銀行に預け入れた通常貯金も保護の対象になります。

 ただし、保護される金額は預金限度額の1,300万円ではなく元本1,000万円までとその利息に限定されています。

 2.は適切。国内銀行に預け入れられている外貨預金は、預金保険制度による保護の対象外です。また、日本国内に本店のある金融機関の海外支店や外国銀行の日本支店に預け入れた預金も、預金保険制度による保護の対象外です。

 3.は適切。確定拠出年金制度で運用されている円預金は、積み立てを行っている個人の預金として取り扱われるため、預金保険制度による保護の対象になります。

 4.は適切。当座預金や利息の付かない普通預金を「決済用預金」といいます。決済用預金はその全額が保護の対象になります。

 なお、利息の付く普通預金や定期預金に関しては、1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までと、その元本にかかる利息が保護されます。