四択問題
分野:タックス
決算書に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 貸借対照表の現金残高がマイナスになることはない。
- 貸借対照表の資産の部の合計額は、負債の部および純資産の部の合計額と一致する。
- 損益計算書の売上総利益は、売上高から売上原価を差し引いて算出する。
- 損益計算書の営業利益は、売上総利益に営業外損益を加算・減算して算出する。
解答
4
解説
1.は適切。現金残高がゼロになることはありますが、マイナスになることはありません。
2.は適切。資産の部の合計額と、負債および純資産の部の合計額は必ず一致します。
3.は適切。損益計算書の各利益の計算手順は以下のとおりです。
- 売上高から売上原価を差し引いた残額が売上総利益です。
- その売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた残額が営業利益です。
- その営業利益に営業外収益を足して、営業外費用を差し引いた残額が経常利益です。
- その経常利益に特別利益を足して、特別損失を差し引いた残額が税引前当期純利益です。
- その税引前当期純利益から法人税等を差し引いた残額が当期純利益です。
4.は不適切。上述のとおり、損益計算書の営業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を減算して算出します。
FP2級 過去問解説 全問リスト
【試験回別】過去問解説
FP2級 過去問解説