四択問題
分野:ライフ
クレジットカード会社(貸金業者)が発行するクレジットカードの一般的な利用に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- クレジットカードは、約款上、クレジットカード会社が所有権を有しており、クレジットカード券面上に印字された会員本人以外が使用することはできないとされている。
- ICチップを埋め込んだクレジットカードを専用の端末機のある加盟店で利用する場合、署名に代えて暗証番号を入力する方法によって決済することができる。
- クレジットカードで無担保借入(キャッシング)をする行為や商品を購入(ショッピング)する行為は、貸金業法上、総量規制の対象とならない。
- クレジットカードで商品を購入(ショッピング)した場合の返済方法の一つである分割払いは、カード利用時に代金の支払回数を決め、利用代金をその回数で分割して支払う方法である。
解答
3
解説
1.は適切。クレジットカードは他人へ貸与することができません。家族・親族への貸与も契約違反になります。
2.は適切。なお、専用の端末機のない加盟店で利用する場合は、従来どおり伝票等に署名する必要があります。
3.は不適切。総量規制は、簡単に言うと「消費者の年収などを元にして計算された基準額を超えてお金を貸してはいけない!」というルールです。
総量規制の対象になるのは、貸付業者による貸付けです。よって、クレジットカードのキャッシングは総量規制の対象になりますが、ショッピングは総量規制の対象になりません。
4.は適切。分割払いの他には、利用額に関わらず毎月ほぼ一定額を支払う「定額リボルビング払い方式」もあります。
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