四択問題
分野:リスク
傷害保険等の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。
- 交通事故傷害保険では、交通乗用具に搭乗中の交通事故や交通乗用具の火災事故によるケガは補償の対象となるが、交通乗用具にエレベーターは含まれない。
- 普通傷害保険では、自転車で転倒して負ったケガが原因で罹患した破傷風は補償の対象となる。
- 海外旅行(傷害)保険では、海外旅行中に罹患したウイルス性食中毒は補償の対象となる。
- 所得補償保険では、日本国内外において、保険会社が定める病気やケガによって就業不能となった場合、補償の対象となる。
解答
1
解説
1.は不適切。交通事故傷害保険は、日本国内・国外において被保険者が交通事故および交通乗用具(※エレベーターやエスカレーターを含む)などに関する事故に備えて入る保険です。
2.は適切。普通傷害保険は、日常生活の中で起こる様々な事故による傷害に備えて入る保険です。自転車で転倒して負ったケガが原因で罹患した破傷風も補償の対象になります。
3.は適切。国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険は、旅行中の食事を原因とする細菌性・ウイルス性食中毒も補償の対象になります。
普通 傷害保険 |
国内旅行 傷害保険 |
海外旅行 傷害保険 |
|
---|---|---|---|
交通事故などの不慮の事故(国内) | ◯ | ◯ | - |
交通事故などの不慮の事故(海外) | ◯ | - | ◯ |
細菌性の食中毒 | × | ◯ | ◯ |
地震・噴火・津波を原因とする傷害 | × | × | ◯ |
病気 | × | × | ◯ |
自殺 | × | × | × |
4.は適切。所得補償保険は、ケガや病気により就業不能になった場合に被保険者が喪失する収入を補償する保険です。
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