2016年9月試験

FP3級 学科試験 2016年9月 問21(過去問解説)

正誤問題

分野:不動産

区分建物にかかる登記において、区分建物の床面積は、壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積により算出される。




解答

×(不適切)

解説

床面積の表示方法は、「壁芯面積(へきしんめんせき)」と「内法面積(うちのりめんせき)」の2種類があります。

まず、壁の厚さの真ん中部分を結んだ線で測定した面積を「壁芯面積」といいます。壁の一部が面積に含まれるのが特徴です。戸建て住宅やマンションのパンフレットなどではこちらの壁芯面積が使われます。

一方、壁の内側部分のみで測定した面積を「内法面積」といいます。壁の厚さは面積に含まれません。登記簿ではこちらの内法面積が使われます。

本問の「壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積により算出される」というのは壁芯面積の説明になります。

FP3級 過去問解説 全問リスト

【試験回別】過去問解説
FP3級 過去問解説

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です