2018年5月試験

FP3級 学科試験 2018年5月 問34(過去問解説)

三択問題

分野:ライフ

住宅ローンの返済方法のうち、元利均等返済方式と元金均等返済方式の利息を含めた総返済金額を比較すると、返済期間や金利などの他の条件が同一である場合、通常、その額は、【?】。

  1. 元利均等返済方式のほうが多い
  2. どちらも同じ額である
  3. 元金均等返済方式のほうが多い



解答

1

解説

住宅ローンの返済方式には、元利均等返済方式と元金均等返済方式の2種類があります。

元利均等返済方式は、毎回の返済額が一定となる返済方法です。返済当初は利息部分の割合が大きいものの、返済が進むに連れて元金部分の割合が大きくなっていきます。

元金均等返済方式は、毎回の返済額のうち元金が一定となる返済方法です。返済当初は利息部分の割合が大きく返済額が多いものの、返済が進むに連れて利息部分の割合が小さくなっていくので、結果的に返済額も減少していきます。

元利均等返済方式
元利均等返済方式

元金均等返済方式
元金均等返済方式

元利均等返済方式は返済当初の返済額のほとんどが利息分で、元金均等返済方式と比べると元金がなかなか減らないため、結果的に総返済額は元利均等返済方式のほうが多くなります

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