2021年9月試験

【過去問解説】FP3級 学科試験 2021年9月 問4(住宅ローン)

正誤問題

分野:ライフ

住宅ローンの総返済額は、借入額、金利、借入期間等の条件が同一であれば、通常、元金均等返済よりも元利均等返済のほうが多くなる。




解答

○(適切)

解説

住宅ローンの返済方式には、元利均等返済方式と元金均等返済方式の2種類があります。

元利均等返済方式は、毎回の返済額が一定となる返済方法です。返済当初は利息部分の割合が大きいものの、返済が進むに連れて元金部分の割合が大きくなっていきます。

元金均等返済方式は、毎回の返済額のうち元金が一定となる返済方法です。返済当初は利息部分の割合が大きく返済額が多いものの、返済が進むに連れて利息部分の割合が小さくなっていくので、結果的に返済額も減少していきます。

元利均等返済方式
元利均等返済方式
元金均等返済方式
元金均等返済方式

元利均等返済方式は返済当初の返済額のほとんどが利息分で、元金均等返済方式と比べると元金がなかなか減らないため、総返済額は元利均等返済方式のほうが多くなります

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