三択問題
分野:リスク
自動車を運行中にハンドル操作を誤ってガードレールに衝突し、運転者がケガを負った場合に被った損害は、【?】による補償の対象となる。
- 対人賠償保険
- 人身傷害(補償)保険
- 自動車損害賠償責任保険
解答
2
解説
人身傷害(補償)保険は、被保険者が被保険自動車の運転中の事故により死傷した場合に被保険者の過失割合にかかわらず実際の損失額が支払われる保険です。
よって、自動車を運行中にハンドル操作を誤ってガードレールに衝突し、運転者がケガを負った場合に被った損害は、人身傷害(補償)保険による補償の対象になります。
参考・人身傷害保険はどのような保険ですか。(日本損害保険協会)
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は、自動車の運行により他人を死傷させた場合の損害について支払われる保険です。
対人賠償保険は、自動車事故で他人を死傷させたことにより、法律上の損害賠償責任を負う場合に備えて加入する保険です。万が一のさいに、自賠責保険でカバーできない超過分が保険会社から支払われます。
参考・対人賠償保険はどのような保険ですか。(日本損害保険協会)
田口先生
自動車の運転中の事故により「被保険者が死傷した場合」に支払われるのが人身傷害(補償)保険、「他人を死傷させた場合」に支払われるのが自動車損害賠償責任保険・対人賠償保険です。
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