2022年1月試験

【過去問解説】FP3級 学科試験 2022年1月 問28(自筆証書遺言)

正誤問題

分野:相続

自筆証書遺言は、遺言者が、その全文、日付および氏名を自書し、これに押印して作成するものであるが、自筆証書に添付する財産目録については、自書によらずにパソコンで作成しても差し支えない。




解答

○(適切)

解説

自筆証書遺言は、民法の改正(2019年1月13日施行)により、自筆証書に添付する財産目録についてはパソコン・ワープロなどで作成できるようになりました。

  • 改正民法:第968条(自筆証書遺言)
  • 自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。
  • 自筆証書中の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない。
  • 改正民法:第968条(自筆証書遺言)
  • 自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。
  • 前項の規定にかかわらず、自筆証書にこれと一体のものとして相続財産(第九百九十七条第一項に規定する場合における同項に規定する権利を含む。)の全部又は一部の目録を添付する場合には、その目録については、自書することを要しない。この場合において、遺言者は、その目録の毎葉(自書によらない記載がその両面にある場合にあっては、その両面)に署名し、印を押さなければならない。
  • 自筆証書(前項の目録を含む。)の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない。
田口先生1
田口先生
本問は、2020年1月試験の第27問とほとんど同じ問題です!

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