2022年5月試験

【過去問解説】FP3級 学科試験 2022年5月 問54(軽減税率の特例)

正誤問題

分野:不動産

個人が自宅の土地および建物を譲渡し、「居住用財産を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税の特例」(軽減税率の特例)の適用を受けた場合、当該譲渡に係る課税長期譲渡所得金額のうち、【 ① 】以下の部分については、所得税および復興特別所得税【 ② 】、住民税4%の税率で課税される。

  1. ①6,000万円 ・ ②10.21%
  2. ①1億円 ・ ②10.21%
  3. ①1億円 ・ ②15.315%



解答

1

解説

「居住用財産を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税の特例」を受けた場合、譲渡益部分にかかる所得税に関して以下の軽減税率が適用されます。

税額(※復興特別所得税を含む)
  • 6,000万円以下の場合:課税長期譲渡所得金額×10.21%
  • 6,000万円超の場合:(課税長期譲渡所得金額-6,000万円)×15.315%+600万円

よって、「居住用財産を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税の特例」(軽減税率の特例)の適用を受けた場合、当該譲渡に係る課税長期譲渡所得金額のうち、6,000万円以下の部分については、所得税および復興特別所得税10.21%、住民税4%の税率で課税されます。

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