基本情報

  • 試験日:2015年1月25日(日)
  • 投稿者:田口泰久(管理人)
  • 勉強形態:独学
  • 受験回数:1回
  • 勉強時間:約23時間



使用したテキスト・問題集・電卓

  • テキスト:みんなが欲しかった! FPの教科書 3級(TAC出版)
  • 問題集:みんなが欲しかった! FPの問題集 3級(TAC出版)
  • 予想問題集:2015年1月試験をあてる TAC直前予想 FP技能士3級(TAC出版)
  • 電卓:SHARP EL-G37(SHARP)
教科書・問題集・予想問題集
教科書・問題集・予想問題集

 テキストと問題集は、「FPの教科書・問題集」を選びました。

 問題集に「教科書に載っていない&問題集にも解説がない問題」が何問かあった点がやや残念でしたが、フルカラーで見やすくて、全体的な使い勝手も良かったので、これから勉強を始める人にはおすすめの教材です。

予想問題集と直前つめこみノート
予想問題集と直前つめこみノート

 予想問題集は(結果的には)やらなくても合格できたと思いますが、試験前に「実際の試験のレベル」を知ることが出来て良かったです。ちなみに、今回は予想に頼る必要がなかったので、巻頭の先生の予想の部分は読んでいません。

 付属の「直前つめこみノート」は、教科書・問題集とは別の視点から要点がまとめられていて、しかも携帯性にも優れているので、通勤・通学時の細切れの時間、お昼休みなどに目を通すと効果があると思います。

SHARP EL-G37(学校用電卓)
SHARP EL-G37(学校用電卓)

 電卓は簿記で使っている「SHARP EL-G37(学校用電卓)」を流用しましたが、FP3級は簡単な計算しか問われないので、もっと安い電卓(千円前後)でも問題ないと思います。試験会場で周りを見渡しても、高価・高性能の電卓を使っている人はほとんどいませんでした。

勉強時間と勉強方法

 総勉強時間は約23時間でした。

 結果的にはかなり余裕をもって合格できたので、勉強が得意な方もしくは確定申告や株式投資の経験がある方などは、もっと少ない勉強時間(10時間~15時間ぐらい)で合格ラインに乗ると思います。

 勉強方法は、チャプターごとに「教科書を読む → 教科書の章末の基本問題を解く → 問題集の問題を解く」という極めてオーソドックスな形です。間違えたところや知識があやふやなところは、その都度、教科書に戻って復習するように心がけました。

勉強記録

 以下、勉強中に書き留めておいた時間・内容・得点率等に関する記録や、勉強中に感じたことなどを簡単にまとめておきます。これから勉強を始める方に参考にしていただければ幸いです。

1月6日(勉強時間:210分)

 試験まで3週間を切っていますが…今日から勉強開始!

 「FPの教科書」のチャプター1(ライフプランニングと資金計画)を読み込む。住宅ローンや健康保険の数字を覚えるのが面倒くさそうで、読み進めるのが非常につらい…。60分

 「FPの教科書」のチャプター2(リスクマネジメント)、チャプター3(金融資産運用)を読み込む。保険選びや株式投資の経験がかなり役に立ちそうな感じ。サクサク進める。60分

 「FPの教科書」のチャプター4(タックスプランニング)、チャプター5(不動産)を読み込む。タックスプランニングは所得税の計算がメインになるが、これは確定申告の経験がかなり活かせそう!逆に、不動産には馴染みがないので非常につらい…ひとまずザッと目を通す程度にして先に進む。60分

 「FPの教科書」のチャプター6(相続・事業継承)を読み込む。チャプター5の不動産と同様、相続には馴染みがないのでなかなか数字が頭に入ってこない。各制度の仕組みや数字を無理に覚えようとしても非効率なので、「そんな制度があるんだね」程度の理解で先に進む。30分

1月7日(勉強時間:120分)

 「FPの教科書」のチャプター1を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。まだ細かい数字が頭に入っていないので【学科】の出来は50%程度だったが、常識で考えれば結構解ける【実技】の出来は80%~90%ぐらいとまずまず。

1月8日(勉強時間:120分)

 「FPの教科書」のチャプター2、3を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。基本的な知識がある分野ということもあり、【学科】の出来は80%程度、【実技】の出来は90%程度。この時点で【実技】はなんとかなるな、という実感あり。

1月9日

受験票
受験票

 受験票が到着。両面が開封できる形になっていて、受験番号や着席番号だけでなく、試験会場の地図や受験上の注意などがびっしりと書かれています。

1月11日(勉強時間:210分)

 「FPの教科書」のチャプター4を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。所得の10種類に関しては、この時点できちんと覚えておいたほうが良いと判断し、ネットで語呂を検索したところ「りはいふじきゅうたいさんじょういちざつ(利子・配当・不動産・事業・給与・退職・山林・譲渡・一時・雑)」という語呂があったので、何度も声に出して・書きだして覚える。75分

 「FPの教科書」のチャプター5、6を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。馴染みがない分野なので、出来があまり良くない。合格するためにはこの2分野をきちんと理解しなければ…あと、【実技】の「誤っているものを探しなさい」という問題は、下の選択肢から考えていったほうが効率が良いことに気づく。135分

1月23日(勉強時間:360分)

 仕事が忙しかったこともあり、約2週間ぶりの勉強!ひとまず基本に戻ってテキストを読み込み、眠っている知識を徐々に呼び起こす。

 「FPの教科書」のチャプター1を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。出来は90%程度。90分

 「FPの教科書」のチャプター2を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。出来は90%~95%程度。この分野はもう大丈夫。50分

 「FPの教科書」のチャプター3を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。出来は90%~95%程度。この分野ももう大丈夫。60分

 「FPの教科書」のチャプター4を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。出来は80%程度。思ったよりも出来が良くないので、もう少し頑張らないと…。50分

 「FPの教科書」のチャプター5を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。出来は90%程度。苦戦するかと思いきや、意外といける感じ。50分

 「FPの教科書」のチャプター6を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。出来は80%程度。チャプター4と同様にあまり出来が良くない…。60分

1月24日(勉強時間:330分)

 「FPの教科書」の全チャプターの基本問題を解く。出来は95%程度。60分

 「FPの問題集」の全チャプターの練習問題を解く。出来は90%程度。120分

 「FPの問題集」の巻末に収載されている総合問題を解く。制限時間は3時間(学科2時間、実技1時間)だったが、【学科】と【実技】をあわせて25分で解答。正答率は、【学科】が52/60で90%弱、【実技】が19/20で95%と、予想以上に点数が取れていた。間違えてしまったところは「FPの教科書」に戻って復習した。40分

 TACの予想問題集の「学科・第1予想」を解く。全60問を18分で解答し、正答率は50/60で80%ちょっと。「FPの問題集」の総合問題よりも難しく感じた。間違えてしまったところは「FPの教科書」に戻って復習した(以下、全て同じ)。40分

 TACの予想問題集の「学科・第2予想」を解く。全60問を14分で解答し、正答率は53/60で90%弱。30分

 TACの予想問題集の「学科・第3予想」を解く。全60問を12分で解答し、正答率は51/60で85%。30分

 TACの予想問題集の「実技・FP協会」を解く。8分で解答し、正答率は20/20で100%。実技に関してはもうやることがない…。10分

試験日前日の夜の過ごし方

 予想以上に点数がとれて拍子抜けしてしまったので、持ち物(受験票・シャーペン・消しゴム・電卓・本人確認用の免許証・腕時計)の確認をして、早めに就寝。

 ちなみに、筆記用具と電卓に関しては「会場での貸出しは一切行いません」と受験票に書かれているので、予備を持っていくことをおすすめします。

試験日の1日の流れ

 試験日当日の流れを、残しておいたメモを元に時系列順にご紹介いたします。今後、受験される方の参考になれば幸いです。

8:00

 起床。シャワーを浴びて、パンを食べる。9時前に家を出て、JR・地下鉄を乗り継いで試験会場に向かう。

9:20

試験会場の入り口
試験会場の入り口

 試験会場の東洋大学に到着。建物の入口に試験官がいて「2級は2階、3級は3階」と案内している。中には既にたくさんの人がいて、(わずかに設置されている)勉強机やベンチは埋まっていたので、階段に座ってボーっとする。

9:35

 試験会場の教室が開放されたので、トイレを済ませてから入室。席は予め指定されていて(名前が記入された解答用紙が席に置かれている)、5人がけの長机に1席ずつ空けて3人が座る形。真ん中は出入りを制限されるのでちょっと嫌だな…と思いながら周りを見渡す。

 男女比は半々ぐらいで、出席率は7割~8割といったところ。使っているテキストはみんなバラバラで、電卓は安いものを使っている人が多い。黒板には「禁煙」の文字が…さすがにここで吸う人いないでしょ!と心のなかでツッコミを入れる。

9:45

 試験官の年配の男女2人が問題を配り始める。試験開始までやることがないので、表紙の注意事項を読んで時間をつぶす。

10:00 学科の試験開始!

 まず、解答用紙に漢字で名前を書く。その後、問題の全てにザッと目を通して、前日にやった予想問題と大差がないことを確認する。

 目を閉じて深呼吸をしてから問題に取りかかる。分からないところは飛ばして、問題用紙の番号の隣りに答えをどんどん書いていく。10分ぐらいで最後までいったので、最初に戻ってもう一度解き直す。2周目は分からないところも答えを選んで先に進む。

 30分ぐらいで最終的な解答が固まったので、解答用紙にマークするとともに、問題用紙のメモ余白(6ページ分ありました)に解答を控える。10時40分にすべての作業が終了したが、開始後1時間は退出できないので、残りの20分をボーっと過ごす。なんかボーっとしてばっかりだ…。

 そういえば、試験開始後に遅れて来た人(約5分遅れ、約10分遅れ)が2人いた。しかも、5分遅れで来た人は教室が違うというおまけ付き…彼は無事に受験できたのだろうか。

11:00

 試験開始から1時間が経過し、試験官から退出許可の案内があったので、解答用紙を提出して教室を出る。この時間に退出したのは教室全体の3分の1ぐらい。試験会場を後にして、近くの回転寿司でお昼を食べる。

 その後、午後に行われる実技試験まで1時間以上あったので、神保町に出て三省堂書店で本や文房具を大人買いする。買った後、「持ち運ぶのが大変」という当たり前のことに気づくも、時すでにお寿司…いや遅し。

12:50

 再び試験会場の東洋大学に戻る。午前と同じように階段に座ってボーっとする。その後、試験会場の教室が開放されたので、午前の学科試験と同じ席に座る。やることがなさすぎて暇だったので、心の中で「この教室の中で一番きれいな人選手権」を開催すr…(大人の事情により以下自粛)

13:30 実技の試験開始!

 学科試験と同じ要領で解いていく。こちらは30分ほどですべての作業が完了したが、実技試験は試験終了まで退出できないので、「宝くじで3億円当たったら何に使うか」を問題用紙のメモ余白に書きだす。が、途中で虚しくなってきたので、机に突っ伏して仮眠をとることに。

14:30

学科試験の解答速報
学科試験の解答速報

 解答用紙が回収された後、試験官がきちんと人数分あるかどうかを確認して試験終了。試験会場前でTACのスタッフの方が解答速報(学科試験のみ)を配っていたので1部もらい、本や文房具を引きずりながら帰路につく。

 FP協会の模範解答を見て自己採点をしました。学科試験が54/60、実技試験が19/20だったので、よっぽどのことがない限り合格です(2月4日)。

合格発表と合格証書、FP技能士カード

学科試験と実技試験の合否照会
学科試験と実技試験の合否照会

 本日、合格発表がありました。FP協会の「合否照会ページ」にアクセスし、受験番号・カナ氏名・生年月日を入力すると…<<完全合格>>の文字が!なお、WEB上での合否照会はあくまでも「速報」とのことで、後日、結果通知書が送られてくるそうです(3月5日)。

FP3級の合格証書
FP3級の合格証書

FP3級の結果通知書
FP3級の結果通知書

 本日、合格証書が届きました。結果通知書も同封されていましたが、学科試験が54/60、実技試験が95/100と自己採点どおりの点数でした(3月8日)。

FP3級技能士カード1

FP3級技能士カード2
FP3級技能士カード

 本日、FP技能士カードが届きました。クレジットカードと同じぐらいの大きさで、プラスチック製です。有料(3級は1,780円)なので、3級合格時点で交付申請する人は少ないと思いますが、参考までにご覧ください(4月20日)。

まとめ

学科試験と実技試験の問題用紙
学科試験と実技試験の問題用紙

 総勉強時間は約23時間でした。

 結果的にはかなり余裕をもって合格できたので、勉強が得意な方もしくは確定申告や株式投資の経験がある方は、もっと少ない勉強時間(10時間~15時間ぐらい)で合格ラインに乗ると思います。

 反省点は…短期間に集中して勉強できたので、特にありません。巷では「FP試験の本番は2級から」と言われているので、5月の試験で2級に合格できるようにがんばります!



FP試験ナビでは皆様からの合格体験記を随時募集しております。

 皆様からご投稿いただいた合格体験記は、将来の受験生の大きな支えとなり、その受験生が合格し、また次の世代へ…皆様の合格体験記は連綿と後輩たちに受け継がれていきます。FP3級に合格した証をぜひFP試験ナビに残してください。

 合格体験記を掲載させていただいた場合には、心ばかりでございますがamazonギフト券2,000円分を、投稿時にご記入いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。