四択問題
分野:ライフ
公的医療保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 健康保険の適用事業所に常時使用される75歳未満の者は、原則として、全国健康保険協会管掌健康保険または健康保険組合管掌健康保険のいずれかに加入する。
- 個人事業主や農林漁業者などが被保険者となる国民健康保険は、国が保険者として運営している。
- 退職により健康保険の被保険者資格を喪失した者は、所定の要件を満たすことにより、最長で2年間は健康保険の任意継続被保険者となることができる。
- 健康保険や国民健康保険の被保険者が75歳に達したときは、その被保険者資格を喪失し、後期高齢者医療制度の被保険者となる。
解答
2
解説
1.は適切。健康保険の適用事業所に常時使用される75歳未満の者は、原則として、全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)または健康保険組合管掌健康保険(組合健保)のいずれかに加入する必要があります。
2.は不適切。国民健康保険の保険者は国ではなく、市区町村または同種同業による組合員で組織される国民健康保険組合(国保組合)になります。
3.は適切。健康保険の任意継続被保険者となるための要件は、「被保険者期間が継続して2か月以上」「退職後20日以内に申請」の2点です。被保険者期間は、任意継続被保険者になった日から2年間です。
4.は適切。なお、後期高齢者医療制度の自己負担額は医療費の1割です(※現役並み所得者は3割負担)。
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