四択問題
分野:ライフ
全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 健康保険における標準報酬月額等級は、被保険者の報酬月額に基づき、47等級に区分されている。
- 一般保険料率は都道府県ごとに設定されているが、40歳以上65歳未満の被保険者の介護保険料率は全国一律に設定されている。
- 被保険者に生計を維持されている配偶者(後期高齢者医療の被保険者等を除く)は、年間収入が103万円未満、かつ、被保険者の年間収入の3分の2未満である場合、原則として協会けんぽの被扶養者となる。
- 健康保険の任意継続被保険者となるためには、健康保険の被保険者資格を喪失した日の前日まで継続して6か月以上の被保険者期間がなければならない。
解答
2
解説
1.は不適切。健康保険における標準報酬月額等級は、第1級の5万8千円から第50級の139万円までの全50等級に区分されています。
2.は適切。40歳から64歳までの被保険者(介護保険第2号被保険者)は、標準報酬月額と標準賞与額に保険料率(都道府県ごとに設定された「一般保険料率」に、全国一律の「介護保険料率」を加えたもの)を乗じて保険料を計算します。
3.は不適切。協会けんぽの被扶養者になる条件は「年間収入が130万円未満」「被保険者の年間収入の2分の1未満」の2点です。
4.は不適切。健康保険の任意継続被保険者となるための要件は、「被保険者期間が継続して2か月以上」「退職後20日以内に申請」の2点です。被保険者期間は、任意継続被保険者になった日から2年間です。
田口先生
本問は、2017年5月試験の第3問とほとんど同じ問題です!
FP2級 過去問解説 全問リスト
【試験回別】過去問解説
FP2級 過去問解説