四択問題
分野:ライフ
貸借対照表に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 「有形固定資産」には、土地や建物、機械設備が計上されており、いずれも一定の耐用年数に基づき減価償却が行われる。
- 「無形固定資産」には、特許権やソフトウエアが計上されており、いずれも一定の耐用年数に基づき減価償却が行われる。
- 「投資その他の資産」には、長期貸付金や出資金などが計上されている。
- 「流動負債」には、買掛金や短期借入金などが計上されている。
解答
1
解説
1.は不適切。有形固定資産の減価償却方法は、定額法・定率法・級数法・生産高比例法・取替法など様々な種類があります。
このうちの生産高比例法は、耐用年数に関係なく使った量(=生産または用役の提供の度合い)に比例した減価償却費を計上する方法です。
生産高比例法による減価償却費=取得原価×当期の利用量/総利用可能量
2.は適切。無形固定資産は定額法により毎期均等額を償却します。
定額法による減価償却費=取得原価÷耐用年数
3.と4.は適切。
FP2級 過去問解説 全問リスト
【試験回別】過去問解説
FP2級 過去問解説