四択問題
分野:ライフ
ライフプランの作成の際に活用される各種係数に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 余裕資金300万円を20年間、年率2.0%で複利運用する場合、20年後の元利合計額を計算するには、終価係数を使用する。
- 退職してから30年間、年率1.5%で複利運用しながら、毎年50万円ずつ受け取りたい場合、退職時点で必要な金額を計算するには、年金現価係数を使用する。
- 10年後に自宅をリフォームする資金500万円を年率1.5%の複利運用で準備したい場合、現時点で用意すべき手元資金の金額を計算するには、現価係数を使用する。
- 年率2.0%で複利運用しながら、5年後に自家用車を買い替える資金300万円を準備したい場合、必要な毎年の積立額を計算するには、資本回収係数を使用する。
解答
4
解説
1.と2.と3.は適切。6つの係数(終価係数・現価係数・年金終価係数・年金現価係数・減債基金係数・資本回収係数)に関する問題は、FP2級試験の頻出論点です。完ぺきに使いこなせるように準備しておきましょう。
4.は不適切。一定の利率で複利運用しながら一定期間後に目標とする額を得るために必要な毎年の積立額を試算するさいに、目標とする額に乗じる係数は「資本回収係数」ではなく「減債基金係数」です。
なお、資本回収係数は、現時点の一定金額を一定期間で取り崩した場合の毎年の受取額を求めるさいに使う係数です。
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