正誤問題
分野:ライフ
国民年金基金に加入している者は、国民年金の付加保険料を納付することができない。
解答
◯(適切)
解説
国民年金基金・付加年金ともに、自営業者等の第1号被保険者向けの年金制度です。
どちらも国民年金に上乗せして納付することにより将来の年金額がアップしますが、国民年金基金の1口目の給付には国民年金の付加年金相当額が含まれているため、どちらか片方のみにしか加入できません。
- 付加年金:国民年金保険料とは別に月額400円ずつ納付すると、受給時に「納付月数×200円(※年間受取額)」だけ余分にもらえます。金額は小さいものの、年金受給開始から2年で元が取れます。
- 国民年金基金:掛金は、給付の型(地域型or職能型)・加入口数・年齢・性別によって異なります。確定拠出年金の掛金と合わせて、月額68,000円まで拠出することができます。
余談になりますが…私の周りの自営業者は、お得度の高い「付加年金」+インフレにも対応できる「個人型確定拠出年金」の組み合わせを選択している方が多いです。
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