正誤問題
分野:ライフ
雇用保険の高年齢雇用継続基本給付金は、原則として、60歳以上65歳未満の被保険者が、60歳到達時点に比べて賃金月額が85%未満に低下した状態で就労している場合に支給される。
解答
✕(不適切)
解説
設問のとおり、不適切(✕)です。
雇用保険の「高年齢雇用継続給付」には、基本手当(失業保険)を受給せずに働き続ける人向けの「高年齢雇用継続基本給付金」と、基本手当を受給した後に再就職した人向けの「高年齢再就職給付金」の2種類があります。
高年齢雇用継続基本給付金が支給されるための賃金低下の要件は、85%未満ではなく75%未満です。
本問で問われている「高年齢雇用継続基本給付金」については、主な支給要件と支給額を整理しておきましょう。
高年齢雇用継続基本給付金の主な要件と支給額
- 対象となる年齢:60歳以上 65歳未満
- 必要な加入期間:60歳到達時点で、雇用保険の被保険者期間が5年以上あること
- 賃金の低下率:60歳以降の各月の賃金が、60歳時点の賃金と比較して「75%未満」に低下していること
- 支給額(上限):賃金が60歳時点の61%未満まで低下した場合、各月の賃金の「15%」相当額が支給される(※低下率に応じて給付率は変動します)
田口先生
雇用保険の給付金に関する問題は、要件となる数字をすり替える引っかけが定番です。本問の「75%未満」という条件に加えて、被保険者期間「5年以上」、最大の給付率「15%」という3つの数字は実技・学科問わずよく出題されます。あわせて押さえておきましょう。
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