四択問題
分野:相続
下記生命保険契約A~Cにおいて、被保険者である父の死亡により、子が受け取った死亡保険金(一時金)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 生命保険契約Aに基づき子が受け取った死亡保険金は、贈与税の課税対象となる。
- 生命保険契約Bに基づき子が受け取った死亡保険金は、贈与税の課税対象となる。
- 生命保険契約Cに基づき子が受け取った死亡保険金は、贈与税の課税対象となる。
- 生命保険契約A、BおよびCに基づき子が受け取った死亡保険金は、いずれも贈与税の課税対象とならない。
解答
3
解説
1.は不適切。生命保険契約Aに基づき子が受け取った死亡保険金は、相続税の課税対象になります。
2.は不適切。生命保険契約Bに基づき子が受け取った死亡保険金は、所得税(一時所得)の課税対象になります。
3.は適切。子からすると、母から死亡保険金相当額を贈与された形になります。
4.は不適切。生命保険契約Cに基づき子が受け取った死亡保険金は、贈与税の課税対象になります。
契約者 (保険料負担者) |
被保険者 | 保険金受取人 | 死亡保険金 課税対象 |
---|---|---|---|
父 | 父 | 子 | 相続税 |
子 | 父 | 子 | 所得税 |
母 | 父 | 子 | 贈与税 |
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