分野:ライフ

四択問題

 老齢厚生年金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 65歳からの老齢厚生年金が支給されるためには、老齢基礎年金の受給資格期間を満たし、厚生年金保険の被保険者期間が1ヵ月以上あることが必要である。
  2. 老齢厚生年金に加給年金額が加算されるためには、老齢厚生年金の受給権者本人の厚生年金保険の被保険者期間が原則として20年以上あることが必要である。
  3. 老齢厚生年金の繰下げ支給を申し出る場合、老齢基礎年金の繰下げ支給と同時に申し出なければならない。
  4. 老齢厚生年金の繰下げ支給による年金の増額率は、繰り下げた月数に0.7%を乗じて得た率で、最大42%となる。



解答

3

解説

 1.は適切。なお、2017年8月1日から老齢年金の受給資格期間が25年から10年に短縮されました。

 2.は適切。加給年金とは、老齢厚生年金の家族手当のようなものです。以下の2つの受給要件を満たす場合に支給されます。

  • 厚生年金の被保険者期間が20年以上であること
  • 老齢厚生年金の受給権者によって生計を維持されている配偶者または子がいること(※年齢条件あり)

 3.は不適切繰下げ支給(=遅くもらう)の申請に関しては、老齢基礎年金と老齢厚生年金をセットで行う必要はありません。

 一方、繰上げ支給(=早くもらう)の申請に関しては、老齢基礎年金と老齢厚生年金をセットで行う必要があります。

 4.は適切。繰下げ支給の申請をした場合、繰り下げた月数×0.7%が年金額に加算されます。上限いっぱいの5年間(60か月)繰り下げた場合の増額率は以下のとおりです。

60か月×0.7%=42%