分野:リスク

四択問題

 損害保険を活用した家庭のリスク管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 隣家の失火が原因で自宅が焼失するリスクに備えて、住宅用建物と家財を対象とした火災保険を契約した。
  2. 子が店舗で買い物中に誤って陳列されている商品を壊した際に法律上の損害賠償責任を負うリスクに備えて、個人賠償責任保険(特約)を契約した。
  3. 自転車通勤中に転倒してケガをするリスクに備えて、普通傷害保険を契約した。
  4. 勤めている会社が倒産して失業するリスクに備えて、所得補償保険を契約した。



解答

4

解説

 1.は適切。隣家の失火が原因で自宅が焼失した場合、失火者に重大な過失がないかぎり損害賠償を請求することができません(失火責任法)。

 よって、隣家の失火が原因で自宅が焼失するリスクに備えて、住宅用建物と家財を対象とした火災保険を契約することは適切です。

 2.は適切。個人賠償責任保険(特約)は、日常生活において他人にケガをさせたり、他人の物を壊してしまった場合に生じる損害賠償責任に備えて入る保険です。

 人間だけでなくペットが起こした事故も補償の対象になること、また、1つの契約で家族全員(本人・配偶者・生計を一にする親族・生計を一にする別居の未婚の子など)が補償の対象になること、の2点が大きな特徴です。

 なお、故意による事故や業務中の事故、車両に関する事故、他人から借りた物を壊した場合などは補償の対象外になります。

  • 他人の物を壊した場合:個人賠償責任補償特約の補償対象になる。
  • 他人から借りた物を壊した場合:借用財物にあたるため、個人賠償責任補償特約の補償対象にならない。

 3.は適切。普通傷害保険は、日常生活(※就業中や通勤中も含む)の事故によるケガが補償の対象になります。

 4.は不適切。所得補償保険は、ケガや病気により就業不能になった場合に被保険者が喪失する収入を補償する保険です。