四択問題
分野:ライフ
Z銀行の住宅ローン(変動金利型)を利用し返済中であるAさんが、Z銀行以外から住宅ローンを借り換える場合に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- Aさんが全期間固定金利型の住宅ローンに借り換えた場合、返済期間中に市中金利が上昇すると、金利の上昇分に相当する額の返済負担は増加する。
- Aさんが住宅の床面積や収入等の融資条件を満たせば、借換先の住宅ローンとして「フラット35」を利用することは可能である。
- AさんがZ銀行以外の金融機関に住宅ローンの借換えを申し込んでも、借換先の金融機関の担保評価基準によっては融資を受けられないことがある。
- AさんがZ銀行以外の金融機関の住宅ローンに借り換えた場合、Z銀行の抵当権の抹消および借換先の金融機関の抵当権の設定が必要となるため、登録免許税等の諸費用が必要となる。
解答
1
解説
1.は不適切。全期間固定金利型は文字どおり、全期間の金利が固定されるため、返済期間中に市中金利が上昇・下落しても返済額に影響はありません。
2.は適切。フラット35は、借換先の住宅ローンとして利用することも可能です。
3.は適切。担保評価基準は金融機関によって異なるため、住宅ローンの借換えを申し込んでも融資を受けられない可能性があります。
4.は適切。なお、住宅ローンの借換時に行う抵当権の抹消および設定は軽減税率(0.1%)の対象にならないため、適用される税率は0.4%(本則)です。
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