2018年5月試験

FP2級 学科試験 2018年5月 問18(過去問解説)

四択問題

分野:リスク

第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 医療保険(更新型)は、所定の年齢の範囲内であれば、保険期間中に入院給付金を受け取っていても、契約を更新できる。
  2. ガン保険は、保障開始後は入院給付金の支払日数には限度がないが、手術給付金の支払回数には限度がある。
  3. 介護保障保険は、寝たきりや認知症によって所定の要介護状態となりその状態が一定期間継続した場合のほか、公的介護保険の要介護認定に連動して一時金や年金が支払われるものがある。
  4. 所得補償保険では、ケガや病気によって就業不能となった場合、入院中だけでなく医師の指示による自宅療養中も補償の対象となる。



解答

2

解説

1.は適切。なお、更新前後の支払限度日数は通算されるため、例えば、入院給付金の通算支払限度日数が1,095日で、更新前に200日分を受け取っている場合は、更新後の支払限度日数は895日(=1,095日-200日)になります。

2.は不適切。ガン保険は、入院給付金の支払日数だけでなく手術給付金の支払回数にも限度はありません。手術するたびに給付金を受け取ることができます。

3.は適切。民間の介護保障保険は、公的介護保険の要介護認定に連動して一時金や年金が支払われる「公的介護保険連動型」と、各保険会社が独自に設定している介護状態の基準を満たした場合に一時金や年金が支払われる「保険会社独自型」の2種類があります。

4.は適切。所得補償保険は、ケガや病気により就業不能になった場合に被保険者が喪失する収入を補償する保険です。入院中だけでなく医師の指示による自宅療養中も補償の対象になります。

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