四択問題
分野:ライフ
国民年金の保険料に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 第1号被保険者で障害基礎年金または障害等級1級もしくは2級の障害厚生年金を受給している者は、原則として、法定免除の対象となる。
- 第1号被保険者で一定の大学等の学生である者は、前年の所得(1月から3月までの月分の保険料については前々年の所得)が一定金額以下の場合、保険料の納付が猶予される学生納付特例制度の適用を受けることができる。
- 50歳未満の第1号被保険者は、本人および配偶者の前年の所得(1月から6月までの月分の保険料については前々年の所得)がそれぞれ一定金額以下の場合、保険料納付猶予制度の対象となる。
- 保険料免除期間にかかる保険料のうち、追納することができる保険料は、追納にかかる厚生労働大臣の承認を受けた日の属する月前5年以内の期間にかかるものに限るとされている。
解答
4
解説
1.は適切。法定免除の対象者は、届け出をするだけで保険料の全額が免除されます。
2.は適切。第1号被保険者である学生は、本人の所得が一定以下の場合にかぎり、所定の申請により学生納付特例制度の適用を受けることができます。
3.は適切。保険料納付猶予制度の対象者は、20歳以上50歳未満の第1号被保険者です。
なお、2016年6月までは20歳以上30歳未満が本制度の対象になっていましたが、2016年7月から対象者の上限が50歳未満になりました。
参考・保険料を納めることが、経済的に難しいとき(日本年金機構)
4.は不適切。追納できる保険料は、追納が承認された月の前10年以内の免除期間にかかる分に限られます。それ以前の分は追納することができません。
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