2021年1月試験

FP2級 学科試験 2021年1月 問25(過去問解説)

四択問題

分野:金融

株式市場の各種指数に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. ジャスダック・インデックスは、ジャスダック市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出した指数である。
  2. JPX日経インデックス400は、東京証券取引所市場第一部に上場している銘柄のうち、時価総額、売買代金、ROE等を基に選定された400銘柄を対象として算出した指数である。
  3. ナスダック総合指数は、米国のナスダック市場に上場している米国株式の30銘柄を対象として算出した指数である。
  4. S&P500種株価指数は、米国のニューヨーク証券取引所に上場している銘柄のうち、時価総額上位の代表的な500銘柄を対象として算出した指数である。



解答

1

解説

1.は適切。ジャスダック市場に上場している内国普通株式全銘柄を対象とし、TOPIXと同じ時価総額加重方式で算出されます。ジャスダック指数と呼ばれることもあります。

2.は不適切。JPX日経インデックス400は、東京証券取引所の市場第一部市場第二部マザーズJASDAQを主たる市場とする普通株式の中から、ROEや営業利益等の指標等により選定された400銘柄を対象として算出されます。

東京証券取引所の市場第一部に限定されているわけではありません。

3.は不適切。ナスダック総合指数は、アメリカのナスダック市場に上場している米国株式の全銘柄を対象として算出した指数です。30銘柄ではありません。

4.は不適切。S&P500種株価指数は、ニューヨーク証券取引所ナスダックに上場している代表的な500銘柄を対象として算出した指数です。

ニューヨーク証券取引所に限定されているわけではありません。

田口先生1
田口先生
試験対策として押さえておくべきアメリカの代表的な株価指数は、「ダウ平均株価」「S&P 500」「ナスダック総合指数」の3つです。

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