四択問題
分野:ライフ
年金生活者支援給付金制度に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 一定の所得基準以下等の要件を満たす65歳以上の老齢基礎年金の受給者には、受給者の保険料納付済期間等の長短にかかわらず、老齢年金生活者支援給付金として月額5,030円(2021年度価額)が支給される。
- 一定の所得基準以下にある障害基礎年金の受給者には、受給者の障害の程度にかかわらず、障害年金生活者支援給付金として月額5,030円(2021年度価額)が支給される。
- 一定の所得基準以下にある遺族基礎年金の受給者には、月額5,030円(2021年度価額)に受給者の扶養親族の人数に応じた額を加算した額が遺族年金生活者支援給付金として支給される。
- 年金生活者支援給付金は、原則として、毎年2月、4月、6月、8月、10月および12月に、それぞれの前月までの2か月分が支給される。
解答
4
解説
1.は不適切。老齢年金生活者支援給付金の支給額は、保険料納付済期間などに応じて個別に算出されます。受給者の保険料納付済期間等の長短にかかわらず、一定額が支払われるわけではありません。
2.は不適切。障害年金生活者支援給付金の支給額は、障害の等級(1級・2級)によって異なります。受給者の障害の程度にかかわらず、一定額が支払われるわけではありません。
3.は不適切。遺族年金生活者支援給付金は、扶養親族の人数にかかわらず月額5,030円(2021年度価額)が支給されます。人数に応じて増額されることはありません。
4.は適切。年金生活者支援給付金は、年金と同じ口座・同じ日に、年金とは別に振り込まれます。
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