四択問題
分野:金融
日本銀行が運営する金融政策決定会合の金融政策・金融調節の方針(2021年3月19日公表の「より効果的で持続的な金融緩和について」)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、「▲」はマイナスを意味するものとする。
- 「物価安定の目標」とされる消費者物価指数(除く生鮮食品)の前年比上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を継続することとされている。
- 長短金利操作のもと、短期金利については、日本銀行当座預金のうち政策金利残高に、▲0.1%のマイナス金利を適用することとされている。
- 長短金利操作のもと、長期金利については、10年物国債金利が0.5%程度で推移するよう、上限を設けず、必要な金額の長期国債の買入れを行うこととされている。
- 金利の大幅な上昇を抑制する方法として、日本銀行が指定する利回りによる国債買入れ(指値オペ)を強化し、一定期間、指値オペを連続して行う「連続指値オペ制度」を新たに導入することとされている。
解答
3
解説
2021年3月19日に日本銀行が公表した「より効果的で持続的な金融緩和について」からの出題です。
参考PDF・より効果的で持続的な金融緩和について(日本銀行)
1.と2.と4.は適切。
3.は不適切。長短金利操作のもと、長期金利については、10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず、必要な金額の長期国債の買入れを行うこととされています。
田口先生
本問は、内容が細かすぎるので学習する必要はありません。
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