四択問題
分野:ライフ
「個人情報の保護に関する法律」(以下「個人情報保護法」という)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 個人情報保護法に定める個人識別符号には、指紋認証データや顔認証データといった個人の身体の一部の特徴をデータに変換した符号が含まれる。
- 個人情報取扱事業者は、個人情報データベース等を事業の用に供している者のうち、5,000件超の個人データを取り扱う事業者に限られる。
- 個人情報取扱事業者が、本人との契約を通じて契約者本人の個人情報を取得する場合、原則として、契約締結前に、本人に対し、その利用目的を明示しなければならない。
- 個人情報取扱事業者が、人の生命、身体または財産の保護のために、本人の病歴や犯罪の経歴などの要配慮個人情報を取得する場合、取得に当たって本人の同意を得ることが困難であるときは、あらかじめ本人の同意を得る必要がない。
解答
2
解説
1.は適切。瞳の虹彩や声帯の振動などのデータも含まれます。
2.は不適切。個人情報保護法の改正前(~平成27年度)までは「5,000件超の個人データを取り扱う事業者」という適用要件がありましたが、現在は撤廃されています。
参考PDF・個人情報保護法の基本(個人情報保護委員会)
3.と4.は適切。例えば、交通事故に遭って意識不明となった人の血液型や家族への連絡先を医療関係者に伝える場合、本人の同意を得る必要はありません。
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