四択問題
分野:ライフ
中小法人の資金計画等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 貸借対照表における有形固定資産である建物や機械装置は、所定の耐用年数に応じた減価償却が行われる。
- 掛取引とは、商品の受渡し時点ではなく、取引の当事者で取り決めた将来の期日までに代金決済を行う取引である。
- 自己資本比率とは、総資本に対する自己資本の割合を示したものである。
- 固定比率とは、総資産に対する固定資産の割合を示したものである。
解答
4
解説
1.と2.は適切。簿記3級レベルの知識があれば簡単です。
3.は適切。総資本に対する自己資本の割合を「自己資本比率」といいます。
自己資本比率=自己資本÷総資本
総資本の内訳
- 自己資本:資本金など(※返済義務なし)
- 他人資本:借入金など(※返済義務あり)
計算式の分子となる「(返済義務のない)自己資本」の額が多ければ多いほど自己資本比率は高くなるため、一般に、自己資本比率が高いほうが財務の健全性が高いと判断されます。
4.は不適切。自己資本に対する固定資産の割合を「固定比率」といいます。
固定比率=固定資産÷自己資本
計算式の分母となる「(返済義務のない)自己資本」の額が多ければ多いほど固定比率は低くなるため、一般に、固定比率が低いほうが財務の健全性が高いと判断されます。
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