合格体験記

FP2級の合格体験記(2015年5月試験・FP協会)田口泰久

基本情報

  • 試験日:2015年5月24日(日)
  • 投稿者:田口泰久(管理人)
  • 勉強形態:独学
  • 受験回数:1回
  • 勉強時間:約55時間

使用したテキスト・問題集・電卓

  • テキスト:みんなが欲しかった! FPの教科書 2級(TAC出版)
  • 問題集:みんなが欲しかった! FPの問題集 2級(TAC出版)
  • 予想問題集:2015年5月試験をあてる TAC直前予想 FP技能士2級(TAC出版)
  • 電卓:SHARP EL-G37(SHARP)
教科書・問題集・予想問題集
教科書・問題集・予想問題集

3級に引き続き、テキストと問題集は「FPの教科書・問題集」を選びました。

フルカラーで見やすくて、全体的な使い勝手も良かったんですが、説明が分かりづらいところ(例えば、教科書の「配当控除の控除額」の板書など)がいくつかあったので、その点が改善されるともっと良い教材になると思います。

予想問題集も3級受験のときと同じシリーズのものを使いました。誤字や解説の間違いがいくつかあるのがちょっと残念でしたが、上述の教科書・問題集には載っていない問題がたくさん収載されていましたし、しかも今回の試験は予想が結構当たっていたので買って良かったです。

予想問題集と付属の小冊子
予想問題集と付属の小冊子

予想問題集付属の「直前つめこみノート」は、教科書・問題集とは別の視点から要点がまとめられていて、しかも携帯性にも優れているので、通勤・通学時の細切れの時間やお昼休み、寝る前のちょっとした時間に目を通すと効果があると思います。

SHARP EL-G37(学校用電卓)
SHARP EL-G37(学校用電卓)

電卓は簿記で使っている「SHARP EL-G37(学校用電卓)」を流用しましたが、FP2級は簡単な計算しか問われないので、もっと安い電卓(千円前後)でも問題ないと思います。試験会場で周りを見渡しても、高価・高性能の電卓を使っている人はほとんどいませんでした。

勉強時間

今回の総勉強時間は約55時間でした。

3級のときは約23時間の勉強で余裕をもって合格できたんですが、2級は覚えなければいけないことが多い&問題の難易度がグッと上がるので、55時間勉強しても3級のときのような余裕はありませんでした。

巷では、2級合格に必要な勉強時間は100時間~200時間ぐらいと言われていますが、勉強が得意な方もしくは確定申告や株式・不動産投資の知識・経験がある方などは、もっと少ない勉強時間(数十時間ぐらい)で合格ラインに乗ると思います。

勉強方法

私流の問題集の使い方
私流の問題集の使い方

基礎期の勉強方法は、チャプターごとに「教科書を読む → 教科書の章末の基本問題を解く → 問題集の問題を解く」という極めてオーソドックスな形です。

問題を解くさいには、上の画像のように「正解した問題」には○印を、「不正解だった問題」には☆印を付けておいて、後から見なおした時にすぐに分かるようにしていました。

また、間違えたところや知識があやふやなところは、その都度、教科書に戻って復習するように心がけました。

直前期の勉強方法も、基本的には基礎期と同じです。問題集の最後に収載されている総合問題や予想問題を1回分ずつ通しで解いて、間違えたところを教科書で復習しました。

私流の教科書の使い方
私流の教科書の使い方

なお、問題を解いたり解説を読んだりして気づいたことや解答上のポイントなどは、いろんなところにバラバラに書き込むのではなく、上の画像のように教科書に集約して書き込んでいました。

勉強記録

以下、勉強中に書き留めておいた時間・内容・得点率等に関する記録や、勉強中に感じたことなどを簡単にまとめておきます。これから勉強を始める方に参考にしていただければ幸いです。

5月7日(勉強時間:60分)

試験まで残り3週間弱…ようやく重い腰を上げて勉強開始!まず、最初の10分でTACの正誤表確認ページで正誤を確認してから、そのあと残りの50分で「FPの教科書」のチャプター1(ライフプランニングと資金計画)を読み込んで確認問題を解く。

3級の教科書と比べると「ひとこと(補足説明)」が少なくなっているような気がして、書籍全体の雰囲気が重たい気がする。まぁ2級だからしょうがないか。あと、確認問題の解説に参照ページが付いていたら便利なのになぁ…と思った。

5月8日

受験票
受験票

受験票が到着。両面が開封できる形になっていて、受験番号や着席番号だけでなく、試験会場の地図や受験上の注意などがびっしりと書かれている。まだ全然勉強してないんだけど間に合うんだろうか…ここに来てようやく勉強する気になる。

5月9日(勉強時間:65分)

「FPの教科書」のチャプター2(リスクマネジメント)を読み込んで確認問題を解く。この分野は、自分が掛けている個人年金保険や医療保険をイメージすると分かりやすいね。35分

「FPの教科書」のチャプター3(金融資産運用)を読み込んで確認問題を解く。3級と比べると細かい数字がたくさん出てくるな…。これ全部覚えなきゃいけないのか現時点ではわからないけど、もしそうなら結構キツイ作業になりそう。30分

5月12日(勉強時間:140分)

「FPの教科書」のチャプター4(タックスプランニング)を読み込んで確認問題を解く。最初から細かい数字を追っていっても非効率なので、まずは全体の流れを押さえるほうに力を入れましょう。50分

「FPの教科書」のチャプター5(不動産)を読み込んで確認問題を解く。4種類の土地の価格は重要な気がしたので表ごと丸暗記した。3級にも出てきた「居住用財産の譲渡の特例」を覚えるのが面倒くさそう。55分

「FPの教科書」のチャプター6(相続・事業継承)を読み込んで確認問題を解く。贈与税の特例とか路線価方式による土地の評価額の計算とか覚えるの面倒くさそう。現時点ではこのチャプターが一番厳しいかな。35分

5月13日(勉強時間:290分)

「FPの教科書」のチャプター1を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。まだ細かい数字が頭に入っていないので【学科】の各脚の個別正答率は4割程度。年金に関する細かい数字を覚えるのがつらい。【実技】の出来は7割程度。3級よりも確実に難易度が上がっているような気がする…。160分

「FPの教科書」のチャプター2を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。保険関係にはなぜか相性が良いみたいで【学科】の各脚の個別正答率は6割程度。チャプター1に比べると出来が良いので気分が良い。【実技】の出来は8割程度。なんだかいけそうな気がするーー(天津・木村ふうに)130分

5月14日(勉強時間:260分)

「FPの教科書」のチャプター3を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。【学科】の各脚の個別正答率は6割程度。株式の出来は良いけど債券の出来が悪い。GDPや日銀短観などの経済指標は公表機関・時期は割りきって丸暗記した。【実技】の出来は7割程度。計算問題の出来はいい感じ。140分

「FPの教科書」のチャプター4を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。【学科】の各脚の個別正答率は8割程度。確定申告の経験が役に立ってる!【実技】の出来は8割程度。なんだかいけそうな気がするーー(2日連続2回目)120分

なお、10種類の所得は「りはいふじきゅうたいさんじょういちざつ」という語呂(?)で暗記し、さらに申告分離課税される3つ、損益通算できる4つ、青色申告できる3つも同時に覚えた。セットで押さえられるものは、なるべくひとまとめにして覚えちゃうと効率いいね。

5月15日(勉強時間:290分)

「FPの教科書」のチャプター5を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。【学科】の各脚の個別正答率は6割程度。「不動産に関する法令」の出来が良くない。普通借地権と定期借地権の契約期間・契約方法・利用目的などは表を暗記した。【実技】の出来は7割程度。130分

「FPの教科書」のチャプター6を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。【学科】の各脚の個別正答率は5割程度。「贈与税」の出来が良くない…。「遺言の種類」と「小規模宅地等の評価減の特例」は割りきって暗記した。【実技】の出来は5割程度。なんだかやばそうな気がするーー(天津・木村ふうに)160分

5月16日(勉強時間:450分)

13日から15日にかけてやった作業をもう1回転することに。

「FPの教科書」のチャプター1を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。【学科】の各脚の個別正答率は8割程度。(当たり前だけど)1回目より正答率が高いから気分よくサクサク進める!【実技】の出来は8割程度。100分

「FPの教科書」のチャプター2を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。【学科】の各脚の個別正答率は9割程度。また【実技】の出来も9割程度。一部のひっかけにまんまと引っかかってしまったのが悔しい。70分

「FPの教科書」のチャプター3を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。【学科】の各脚の個別正答率は9割5分程度。また【実技】の出来も9割5分程度。このチャプターに限ってはもう大丈夫かな。70分

「FPの教科書」のチャプター4を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。【学科】の各脚の個別正答率は9割5分程度。また【実技】の出来も9割程度。実技は資料の読み落としに気をつける必要ありですな。70分

「FPの教科書」のチャプター5を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。【学科】の各脚の個別正答率は9割程度。また【実技】のほうは満点。かなり仕上がってきましねぇ。60分

「FPの教科書」のチャプター6を再度読み込み、章末の基本問題を解いた後、「FPの問題集」の練習問題を解く。【学科】の各脚の個別正答率は8割程度。「宅地の分類と評価」がイマイチよく分からない。暗記したほうがいいかなぁ…。【実技】の出来は9割程度。80分

5月18日(勉強時間:250分)

今日は教科書の読み込みは飛ばして、問題集のみもう1回転することに。

「FPの問題集」のチャプター1の練習問題を解く。【学科】は全選択肢のうち3問の○×を間違えてしまったが、【実技】のほうは満点。「公的年金の給付」に出てくる細かい数字があやふやなので、どこかのタイミングできちんとインプットする時間を作りたい。60分

「FPの問題集」のチャプター2の練習問題を解く。【学科】は全選択肢のうち3問の○×を間違えてしまったが、【実技】は1問間違えただけだった。このチャプターはもう大丈夫。40分

「FPの問題集」のチャプター3の練習問題を解く。【学科】は全選択肢のうち2問の○×を間違えてしまったが、【実技】のほうは満点。かなり仕上がってきたが、税金のところがやや弱いので、どこかのタイミングで集中して取り組みたい。40分

「FPの問題集」のチャプター4の練習問題を解く。【学科】は全選択肢のうち2問の○×を間違えてしまったが、【実技】のほうは満点。このチャプターももう大丈夫そう。40分

「FPの問題集」のチャプター5の練習問題を解く。【学科】は全選択肢のうち1問の○×を間違えてしまったが、【実技】のほうは満点。あとは、借地権・借家権のところをもう少しきちんと押さえればバッチグーですな。30分

「FPの問題集」のチャプター6の練習問題を解く。【学科】は全選択肢のうち6問の○×を間違えてしまったが、【実技】は1問間違えただけだった。相変わらず贈与税の出来が悪いので、どこかのタイミングでもう一度、きちんとインプットする時間を作りたい。40分

5月19日(勉強時間:260分)

「FPの教科書」にザッと目を通したあと、「FPの問題集」のよく間違えるところを確認。やっぱりチャプター6の贈与税のところに穴があるな…。30分

「FPの問題集」の巻末に収載されている総合問題を解く。制限時間120分の【学科】を87分で、制限時間90分の【実技】を52分で解答。正答率は…【学科】が48/60で8割ジャスト、【実技】が31/40で8割弱と、初見の問題の割には予想以上に点数が取れていたが、細かい基準や数字がまだ頭に入っていないことを痛感した。140分

採点後、問題集の本編だけではカバーできないところを中心に復習をする。90分

5月20日(勉強時間:60分)

「FPの教科書」にじっくりと目を通したあと、「FPの問題集」のよく間違えるところを確認。60分

5月21日(勉強時間:600分)

「FPの教科書」にザッと目を通したあと、「FPの問題集」のよく間違えるところを確認。教科書と問題集に収載されている問題はほぼ完ぺきに正答できるレベルになった! 45分

TACの予想問題集の「学科・第1予想」を解く。全60問(制限時間120分)を75分で解答し、正答率は50/60で8割ちょっと。問題集の総合問題よりも難しく感じた。間違えてしまったところは教科書に戻って復習した(以下、全て同じ)。165分

TACの予想問題集の「学科・第2予想」を解く。全60問(制限時間120分)を70分で解答し、正答率は44/60で7割ちょっと。予想問題では教科書に書かれていない論点も多く出題されるので、復習するさいにはネットの検索を使って補った。175分

TACの予想問題集の「学科・第3予想」を解く。全60問(制限時間120分)を70分で解答し、正答率は43/60で7割ちょっと。これは予想問題集全体にいえる話しなんだけど、「問題:AはBである。」「解答:適切」「解説:AはBである。」みたいに、選択肢をそのまま解説に載せている問題が結構あってげんなり…解説の意味がない! 215分

受験生の立場からすると、解説では「適切・不適切な理由」や「類似論点の紹介・解説」なんかを丁寧に書いてほしいわけで…とてもよい教材だと思うけど、この辺をもうちょっと改善してもらえるともっとよい教材になるんジャマイカ、と。

5月22日(勉強時間:430分)

「FPの教科書」にじっくりと目を通したあと、「FPの問題集」のよく間違えるところを確認。50分

TACの予想問題集の「実技」を解く。全40問(制限時間90分)を55分で解答し、得点は80/100で8割ジャスト。ケアレスミスがいくつかあったので、本番では気をつけなきゃ。なお、細かすぎる問題(財形貯蓄の非課税限度額など)については割りきって捨てることを再確認した。115分

TACの予想問題集の「学科・第1予想」を解いて、間違えたところは教科書に戻って復習。宅地と建物の評価額算定方法は割りきって覚えた。覚えたら結構簡単ですな。110分

TACの予想問題集の「学科・第2予想」「学科・第3予想」を解いて、間違えたところは教科書に戻って復習。90分+65分

5月23日(勉強時間:110分)

「FPの教科書」にじっくりと目を通す。今までの勉強で暗記した「年金の併給できる組み合わせ」「主な経済・景気の指標」「外国債券の種類(ショーグン債・サムライ債など)」「土地の価格」「借地権」「宅地・建物の評価額算定一覧」は実際に書き出して確認した。80分

「FPの問題集」のよく間違えるところを確認。30分

試験日前日の夜の過ごし方

ある程度、点数が取れるようになって勉強意欲がなくなってしまったので、持ち物(受験票・シャーペン・消しゴム・電卓・本人確認用の免許証・腕時計)を準備して、早めに就寝。

試験日の1日の流れ

試験日当日の流れを、残しておいたメモを元に時系列順にご紹介いたします。今後、受験される方の参考になれば幸いです。

7:00

起床。シャワーを浴びて、朝食をとる。その後、予想問題集の全3回の「学科」の間違えた問題を中心に確認する。45分。

9時すぎに家を出て、JRで試験会場の御茶ノ水に向かう。

9:30

試験会場の入り口
試験会場の入り口

試験会場の明治大学・リバティタワーに到着。建物の入口には運営スタッフが数人いて、教室の案内をしている。私が受験する教室は6階の教室と書かれていたので、エレベーターに乗って6階に向かう。

試験開始まで30分を切っていたのですでに教室は開放されていたが、先にトイレを済ませることに。館内はもちろん、トイレもキレイだねぇ。

その後、教室に入って席を確認する。席は3級と同様に予め指定されていて(名前が記入された解答用紙が席に置かれている)、3人がけの机・8人がけの机・3人がけの机に2人・4人・2人が座る形になっているが、私は端っこのほうの席で良かった…と思いながら周りを見渡す。

男女比は半々ぐらいで、出席率は7割~8割といったところ。使っているテキストはみんなバラバラで、電卓は安いものを使っている人が多い。この辺の比率は3級とほとんど同じかな。

9:50

問題が配られる。試験開始まで特にやることがないので、キレイなお姉さんをさがs…表紙に書かれている注意事項を読んで時間をつぶす。

10:00 学科の試験開始!

まず、解答用紙に漢字で名前を書いた後、目を閉じて深呼吸をしてから問題に取りかかる。

2級の学科試験は、ほとんどが「最も適切(不適切)なものはどれか」という問題だけど、1周目は問題全体の答えを考えるのではなく、選択肢ごとに適切か不適切を判断して、適切なものには○印を、不適切なものには×印を、自信がないものには?を書き込んでいく。

40分ぐらいで60問全てを解き終えたので、最初に戻ってもう一度解き直す。2周目は自信がないものも○か×かを判断して問題全体の答えを考えたうえで、解答用紙にマークをしながら先に進む。

マークをし終えたあとは、マークが間違っていないか再確認し、最後に問題用紙のメモ余白に解答を控える。

11:40

かなり手応えがあったので、これ以上粘る必要はない…と判断して解答用紙を提出して教室を出る。お昼は近くの店で適当に済ませて、なぜか大学の前にたくさん並んでいる楽器屋に入って時間をつぶす。

13:00

再び試験会場の明治大学に戻るが、実技試験はなんの心配もなかったので勉強する気になれず、キレイなお姉さんをさがs…ひたすらボーっとして過ごす。

試験開始15分前ぐらいになると、学科試験と同じような流れで注意事項の説明があって、その後、問題用紙が配られる。ケース一体型の電卓を使っている人は、ケースにカンニングペーパー等が仕込まれていないかチェックされていた。

13:30 実技の試験開始!

学科試験と同じ要領で解いていく。40分ぐらいで40問全てを解き終えたので、最初に戻ってもう一度解き直す。2周目は解答用紙に答えを記入しながら先に進む。

金額を記入する問題は、単位が「円」「万円」の2パターンがあるので間違えないように気をつける。

また、語群から選んで解答する問題は「答えの金額や数字をそのまま記入する場合」と「語群に付された記号・番号で解答する場合」の2パターンがあるので、こちらも間違えないように気をつける。最後に、問題用紙のメモ余白に解答を控える。

14:45

実技試験も学科試験と同様にかなり手応えがあったし、キレイなお姉さんを探しすぎt…問題を解くために頭をフル回転させたことにより集中力がすでに切れてしまっていたので、退室可能時間ギリギリ(試験終了前10分は退室不可)に解答用紙を提出して教室を出る。

試験日の夕方、FP協会の公式サイトに模範解答がアップされたので早速、自己採点をしました。学科試験は60問中56問正答、実技試験は40問中34問完答だったので、よっぽどのことがない限り合格できたと思います。

合格発表と合格証書、FP技能士カード

学科試験と実技試験の合否照会
学科試験と実技試験の合否照会

本日、合格発表がありました。FP協会の「合否照会ページ」にアクセスし、受験番号・カナ氏名・生年月日を入力すると…<<完全合格>>の文字が!なお、WEB上での合否照会はあくまでも「速報」とのことで、後日、結果通知書が送られてくるそうです(7月1日)。

FP2級の合格証書
FP2級の合格証書

FP2級の結果通知書
FP2級の結果通知書

本日、合格証書が届きました。結果通知書も同封されていましたが、学科試験が56/60、実技試験が91/100でした(7月3日)。

FP2級技能士カード1

FP2級技能士カード2
FP2級技能士カード

本日、FP技能士カードが届きました。クレジットカードと同じぐらいの大きさで、プラスチック製です。2級以上になると免許証みたいに顔写真が載ります。有料(2級は2,104円)なので、交付申請する人は少ないと思いますが、参考までにご覧ください(8月23日)。

まとめ

学科試験と実技試験の問題用紙
学科試験と実技試験の問題用紙

なかなか勉強する気にならず、スタートがかなり遅れてしまいましたが、最終的には無事に合格ラインを超える点数を取ることが出来ました。

比較的少ない勉強時間でここまで持ってこれたのは、元から簿記・会計の知識があったり、確定申告や株式投資の経験があったことが一番の要因だと思いますが、オーソドックスな勉強スタイルで黙々と勉強したのも良かったと思います。

出来るだけたくさんの問題を解く」「間違えた問題は必ず教科書(テキスト)に戻って復習する」「いろんな教材に手を出し過ぎない」「情報は教科書(テキスト)に一元化する」などは、万人におすすめできる勉強法ですので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

次は…AFPの認定研修を受けたあと、CFPに挑戦する予定です。これからもがんばります!

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