基本情報

  • 試験回:2018年1月試験
  • 投稿者:花子さん
  • 勉強形態:独学
  • 受験回数:1回
  • 勉強期間:約4か月
  • 勉強時間:約100時間



受験のきっかけ

 来日してから10年が経ちました。現在は証券会社に勤めており、外国株式関連の仕事をしています。

 私が勤めている会社では、金融関連の資格の受験料を(合格した場合にかぎり)会社が負担してくれる制度があるため、会社の先輩の多くはこの制度を利用してFP2級を受験し、合格後にAFP登録をしています。

 私もいつか受けてみようと思っていましたが、なかなか勉強を始めるタイミングが合わず先延ばしになっていました。ある日、たまたまネットで検索したところ、田口先生のFP試験ナビに辿り着くことができました。

 昔、簿記の勉強をしていたときに田口先生の簿記検定ナビをよく利用させていただきましたが、FP試験ナビにも過去問の詳しい解説や合格体験記などが載っており、「独学でもじゅうぶん合格できる」という先生の言葉に勇気付けられて、2018年1月試験を受験することにしました。

 私は今回、田口先生の合格体験記の一番下にあるアドバイス通りに勉強しました。

  • 出来るだけたくさんの問題を解く
  • 間違えた問題は必ず教科書(テキスト)に戻って復習する
  • いろんな教材に手を出し過ぎない
  • 情報は教科書(テキスト)に一元化する

 とてもシンプルな方法ですが、万人におすすめできる勉強法です。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

管理人管理人

FP2級の受験資格は「FP3級試験合格者」だけでなく、「FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者」や「FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者」にも与えられます。
花子さんは現在お勤めの金融機関で5年以上の実務経験があるため、FP3級を経由せずにFP2級を受験されたとのことです。

使用したテキスト

教材
教材

電卓
電卓

 テキストは、TACの直販サイトでテキスト・問題集・予想問題集の3冊がセットになった「【2018年1月試験向け】FP2級 みんなが欲しかった無敵の合格セット」を購入しました。

 二部構成になっているため持ち運びに便利です。内容もシンプルな構成で余計なものが省かれているので分かりやすく、また、フルカラーなのでとても見やすかったです。

 量が多いため1周しかできませんでしたが、解答解説はとても詳しく作られていると感じました。問題を解くさいには、なるべくポイントだけを抽出して覚えるようにしました。

 3回分の予想模擬試験をやれば、試験範囲をほぼカバーできます。私は何度も繰り返し解き、最終的には各問題を8回ぐらい解きました。

 また、試験の1週間前から計算ドリルの問題を何度も繰り返し解きました。この予想問題集と過去問をやるだけで、試験に合格できる力がつくと思います。

管理人管理人

TACの予想問題集に収載されている「計算ドリル」は、合格者の中でもかなり評判の良い教材です。順番的には、この「計算ドリル」で計算力を高めてから模擬試験に取り掛かるほうが良いかもしれません。

 電卓は「CASIO DS-3K」という機種で、先輩社員のお下がりをいただいたものです。ちょっと大きめですが、とても使いやすくて気に入っています。

 上記のテキストの他には、FP協会にアップされている過去問を何度も繰り返し解き、復習するさいにはFP試験ナビの過去問解説をチェックしました。

学習スケジュール

9月(勉強時間:0分)

 FP試験ナビでTACの教材を割引価格で購入できることを知り、直販サイトにアクセスして上記のセット教材を15%オフで購入しました。

管理人管理人

TACの教材で勉強する方は、直販サイトで購入するのが一番お得です。単品教材は定価の10%オフ、セット教材は定価合計の15%オフで購入できます。送料も無料です。詳細は「FP2級のテキスト・問題集 おすすめ人気ランキング」ページをご覧ください。

10月(勉強時間:約10時間)

 先にテキストと問題集の2冊が送られてきたので、パラパラめくるぐらいのゆるい感じで勉強を開始しました。10月末頃に予想問題集が届いたので、3回分の予想模擬試験を少しずつ解き始めました。

管理人管理人

セット教材を注文した時点で発売されていない教材は、発売され次第、別便で送ってもらえます。送料はもちろんTACが負担してくれます。

11月・12月(勉強時間:約30時間)

 この時期は予想問題集を中心に勉強を進めました。間違えた問題は必ずテキストに戻って復習し、分からないままにして先に進まないように気をつけました。

 毎日勉強するつもりでやっていましたが、仕事で疲れて早く寝てしまうことも多かったです。週末もプライベートの用事がある時はそちらを優先していたので、勉強中心の生活ではなかったです。

1月(勉強時間:約60時間)

 お正月休みが終わってからは、試験モードに切り替えて毎晩1時間以上勉強しました。また、週末も勉強を最優先にして問題をたくさん解きました。

 この時期のメイン教材は予想問題集から過去問に切り替わりましたが、「問題を解いて、間違えたところはテキストに戻って復習する」というやり方は今までどおりでした。

勉強するうえで工夫したこと

まとめノート1
まとめノート1

まとめノート2
まとめノート2

 勉強するうえで工夫したのは、とにかく書いて覚えることです。

 ポケットサイズの手帳に、芯の柔らかい2Bのシャーペンでたくさん書きまくりました。目で見て、口で読み上げて、手で書いて、耳で聞く…五感をフル活用するのがポイントです。

 2Bのシャー芯を使ったのは、芯が柔らかいので書きまくってもあまり疲れず、力を入れなくてもうまく書けるからです。

 また、細切れの時間を有効活用することも常に意識していました。友達との待ち合わせや美容室で髪を切ってもらっているときなど、ちょっとした時間があれば手帳を読み返して、頭の中でポイントを整理していました。

 あとは、自分に合った暗記法を探すのも大事だと思います。私の場合は、夜に間違えた問題を手帳に書き込んでおいて、翌朝の電車の中できちんと理解できているか確認するようにしました。覚えていないところがあれば、お昼の時間を使って復習しました。

 モチベーションが下がりそうな時は、FP試験ナビに掲載されている合格体験記を読んでいました。大変なのは私だけではないと思うと、少し気が楽になりました。

管理人管理人

まとめノートの左ページと右ページの上下が逆になっている理由をお聞きしたところ、2Bのシャー芯を使っているとノートと手の小指側の側面が汚れやすいため、先に右ページだけを使って最後まで使い、今度は上下を逆にして後ろから右ページだけを使っていったとのことです。

試験前日(2018年1月27日)

 試験前日になってもまだ分からないことがたくさんある状態でしたが、とにかく諦めずに過去問を解きました。

 計算問題が多い実技試験は過去問でも合格点が取れることが多く、たぶん大丈夫だろうと思っていましたが、学科試験はいつも34点、35点ぐらいしか取れず、合格ライン(36点)になかなか乗らなかったので、不安な気持ちのまま試験当日を迎えることになりました。

管理人管理人

2級の学科試験・実技試験の合格ラインは正答率60%以上です。学科試験は全部で60問出題されるので、合格するためには36問以上に正解する必要があります。

試験当日(2018年1月28日)

 試験当日はとても寒い日でした。朝7時に起きて、朝ごはんをきちんと食べてから家を出ました。九段下駅から試験会場に向かう途中のコンビニでパンを2つ購入し、9時半前ぐらいに試験会場の二松学舎大學に着きました。

 試験会場に着いて周りを見回すと、いろんな年齢層の方がいました。20代・30代の方が多かったですが、中には高そうなスーツを着ている50代ぐらいの男性もいて、どこかの会社の部長?社長?かなと思ったりもしました。

 試験開始までは過去問を見て過ごしました。

10:00 学科試験

 不安が大きかった学科試験が始まりました。すべての問題を2回解きましたが、自信を持てない解答が多かったです。あっという間に2時間が経ち、学科試験は終了しました。

 試験が終わったあとも緊張がほぐれず、食欲もなかったのでお昼はパンを1つ食べただけです。午後の試験開始までは、午前と同じように過去問を見て過ごしました。

13:30 実技試験

 初めのうちは普通に解いていましたが、途中で時間が足りないことに気づいたので、残りの問題は急いで解きました。なんとか時間内にすべての問題を解き終えましたが、学科試験のように2回解く余裕はなかったです。

 ただ、計算問題は過去問に似た問題が多かったので、実技試験のほうは合格できるかも!と思いました。

15:30 試験終了

 実技試験はともかく、学科試験は落ちると思っていたので悲しい気分で試験会場を後にしました。夕方にFP協会のサイトに模範解答が掲載されることは知っていましたが、絶対見たくないと思っていました。

 しかし、夕方になるとやはり模範解答が気になってしまい、このままモヤモヤするほうが嫌だったので自己採点をすることにしました。結果は、学科試験・実技試験ともに7割前後取れていたので少しホッとしました。

 自己採点をしたことで今まで抱えていたモヤモヤは消えましたが、きちんとマークしていたか、カンマの位置は正しかったのか…そんなに余裕のある点数ではなかったので、新たなモヤモヤを抱えたまま合格発表まで待つことになりました。

合格発表

合格証書
合格証書

 2018年3月8日。FP協会のサイトで学科試験・実技試験の両方に合格していることを確認しました。次の目標はAFPの認定研修を受けて、AFPのに登録することです。

最後に

 過去3年分の問題をやれば、FP試験の出題傾向が分かります。今回の学科試験も、過去問類似問題がたくさん出題されていました。過去問対策は本当に大事・大事・大事です。

 私はTACの教材(4,925円)と過去問、田口先生のFP試験ナビのおかげで合格することができました。ありがとうございました。

管理人から花子さんへ追加の質問

 花子さんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
【得意な論点】
 仕事で関わっている「ライフプランニングと資金計画」「金融資産運用」は理解しやすかったです。

【苦手な論点】
 「リスクマネジメント」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」です。日本の年金相続などの業務には全く携わっておらず、普段の生活にもほとんど接点がない分野なので理解するのに苦労しました。
 合格するためには日本人の方より倍以上に勉強しないといけないと思い、一生懸命勉強しました。

 来日されて10年とのことですが、母国語ではない日本語の勉強で苦労したことがありましたら教えてください。
 苦労したのは、テキストの長文を読むときにとても時間かかる点です。そこは割り切って何度も繰り返し解くことを心がけました。

 また、満点の合格も6割ギリギリの合格も「合格」に変わりはないので、最初から満点を狙わずに合格点が取れればいい、と良い意味で割り切って勉強していました。

管理人管理人

資格試験では、花子さんのように「完ぺきを目指さない勇気を持つ」のも大事だと思います。枝葉末節な論点まできちんと押さえなければ気がすまない!という方や、100%理解しないと前に進みたくない!という方がたまにいますが、総じて受験期間が長くなりがちです。
FP3級・FP2級は重要論点をきちんと押さえれば合格できる試験です。また、どうしても理解できない場合は割り切って暗記してしまうのもひとつの手です。常に費用対効果を考えて臨機応変に対応してください。

花子さんが使われた教材や電卓のまとめ



FP試験ナビでは皆様からの合格体験記を随時募集しております。

 皆様からご投稿いただいた合格体験記は、将来の受験生の大きな支えとなり、その受験生が合格し、また次の世代へ…皆様の合格体験記は連綿と後輩たちに受け継がれていきます。FP2級に合格した証をぜひFP試験ナビに残してください。

 合格体験記を掲載させていただいた場合には、心ばかりでございますがamazonギフト券2,000円分を、投稿時にご記入いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。