2018年1月試験

FP3級 学科試験 2018年1月 問1(過去問解説)

正誤問題

分野:ライフ

一定の利率で複利運用しながら、毎年一定金額を積み立てた場合の一定期間経過後の元利合計額を試算する際、毎年の積立額に乗じる係数は、減債基金係数である。




解答

×(不適切)

解説

一定の利率で複利運用しながら、毎年一定金額を積み立てた場合の一定期間経過後の元利合計額を試算する際、毎年の積立額に乗じる係数は、年金終価係数です。

例えば、毎年10万円を年利3%で10年間積み立てた場合の10年後の金額は、「毎年の積立額×係数」という計算式に数字を入れて計算します。

100,000円×11.464=1,146,400円

なお、減債基金係数は、一定期間経過後に一定金額を用意するために必要な毎年の積立額を求めるさいに使う係数です。

例えば、年利3%で10年後に100万円を用意するために必要な毎年の積立額は、「100万円×係数」という計算式に数字を入れて計算します。

1,000,000円×0.0872=87,200円

資金計画を立てるさいに使う6つの係数(終価係数・現価係数・年金終価係数・年金現価係数・減債基金係数・資本回収係数)はFP3級試験の頻出論点です。完ぺきに使いこなせるように準備しておきましょう。

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