2018年1月試験

FP3級 学科試験 2018年1月 問13(過去問解説)

正誤問題

分野:金融

株式投資に関する評価指標の1つである配当性向は、株価に対する1株あたりの配当金の割合を示す指標である。




解答

×(不適切)

解説

配当性向は、「当期純利益」に対する「年間配当額」の割合を示す指標です。

配当性向(%)=配当金総額÷当期純利益×100

「株価」に対する「1株あたり配当金」の割合を示す指標は配当利回りです。両者を混同しないように気をつけましょう。

配当利回り(%)=1株あたり配当金÷株価×100

株式投資に用いる指標の計算問題は、FP3級の頻出論点のひとつです。

PER(株価収益率)・PBR(株価純資産倍率)・ROE(自己資本利益率)・配当利回り・配当性向の5つの計算式は必ず押さえておきましょう。

  • PER(株価収益率)=株価÷1株あたり純利益
  • PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株あたり純資産
  • ROE(自己資本利益率)=当期純利益÷自己資本×100
  • 配当利回り=1株あたり配当金÷株価×100
  • 配当性向=配当金総額÷当期純利益×100
田口先生1
田口先生
本問は、2017年5月試験の第13問とほとんど同じ問題です!

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