三択問題
分野:リスク
一般に、現在契約している生命保険の以後の保険料の払込みを中止して、その時点での解約返戻金相当額をもとに、元の契約の保険期間を変えずに、保障額の少ない保険(元の主契約と同じ種類の保険または養老保険)に変更するものを【?】という。
- 延長保険
- 継続保険
- 払済保険
解答
3
解説
保険料の払込みを中止する場合、その時点での解約返戻金相当額をもとに、「払済保険」または「延長保険」に切り替えることができます。
- 払済保険:保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金をもとに、元の契約の保険期間を変えずに、元の主契約と同じ種類の保険に変更する→保険金額は元の契約よりも少なくなる。
- 延長保険:保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金をもとに、元の契約の保険金額を変えずに、元の主契約と同じ種類の保険に変更する→保険期間は元の契約よりも短くなる。
よって、現在契約している生命保険の以後の保険料の払込みを中止して、その時点での解約返戻金相当額をもとに、元の契約の保険期間を変えずに、保障額の少ない保険に変更するものを払済保険といいます。
なお、主契約に付帯されていた特約については、「払済保険」または「延長保険」のどちらに切り替えた場合でも消滅します(※一部例外あり)。
参考・保険料の負担軽減・払込の中止と契約の継続(生命保険文化センター)
FP3級 過去問解説 全問リスト
【試験回別】過去問解説
FP3級 過去問解説