2020年1月試験

FP3級 学科試験 2020年1月 問26(過去問解説)

正誤問題

分野:相続

書面による贈与において、相続税法上、財産の取得時期は当該贈与契約の効力が発生した時とされる。




解答

○(適切)

解説

贈与には「書面による贈与」の他にも「口頭による贈与」「停止条件付き贈与」「農地等の贈与」などいくつか種類があり、財産の取得時期が異なります。

  • 書面による贈与:贈与契約の効力が発生したとき
  • 口頭による贈与:贈与の履行があったとき
  • 停止条件付き贈与:その条件が成就したとき
  • 農地等の贈与:農地法の規定による許可または届出の効力が生じたとき

ちなみに「停止条件付き贈与」というのは、一定の条件をクリアするまで法律の効果を停止することができるタイプの贈与です。

例えば、「FP1級技能検定に合格したら土地を贈与する」という契約は停止条件付き贈与に該当し、その条件が成就したとき(=FP1級に合格したとき)に贈与があったと認定されます。

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