2021年5月試験

【過去問解説】FP3級 学科試験 2021年5月 問9(個人年金保険)

正誤問題

分野:リスク

個人年金保険において、確定年金は、年金支払期間中に被保険者が生存している場合に限り、契約で定めた一定期間、年金が支払われる。




解答

×(不適切)

解説

確定年金は、年金支払期間中に被保険者が生存しているどうかにかかわらず、契約で定めた一定期間、年金が支払われます。

被保険者が生存している場合は「被保険者」に、被保険者が亡くなっている場合は「遺族」に所定の年金が支払われます。

なお、個人年金保険は「受取方法」により以下のように分類することができます。他の受取方法も参考までにご確認ください。

  • 確定年金:生死に関係なく一定期間、年金を受け取ることができます。一定期間中に被保険者が死亡した場合、遺族が年金の残額を受け取ることができます。
  • 終身年金:生存している間ずっと、年金を受け取ることができます。被保険者が死亡した場合、年金の支払いはストップします。
  • 保証期間付き終身年金:保証期間中は生死に関係なく年金を受け取ることができ、保証期間後も生存している間はずっと年金を受け取ることができます。
  • 有期年金:生存している間の一定期間、年金を受け取ることができます。一定期間中に被保険者が死亡した場合、年金の支払いはストップします。
  • 保証期間付き有期年金:保証期間中は生死に関係なく年金を受け取ることができ、保証期間後は生存している間の一定期間、年金を受け取ることができます。

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