2018年1月試験

【過去問解説】FP3級 学科試験 2018年1月 問60(相続税評価額)

三択問題

分野:相続

貸家の敷地の用に供されている宅地(貸家建付地)の相続税評価額は、【?】の算式により評価する。

  1. 自用地としての価額×(1-借地権割合)
  2. 自用地としての価額×(1-借家権割合×賃貸割合)
  3. 自用地としての価額×(1-借地権割合×借家権割合×賃貸割合)



解答

3

解説

自己が所有している宅地に賃貸マンション等を建築して賃貸の用に供した場合、相続税において、当該宅地は貸家建付地として評価されます。

貸家建付地の評価額の計算式は以下のとおりです。

貸家建付地の評価額=自用地評価額×(1-借地権割合×借家権割合×賃貸割合)

本問では問われていませんが、「自用地」「借地権」「貸宅地」の各評価額の計算式もあわせて押さえておきましょう。

  • 自用地の評価額=路線価×奥行価格補正率×地積
  • 借地権評価額=自用地評価額×借地権割合
  • 貸宅地の評価額=自用地評価額×(1-借地権割合)
田口先生1
田口先生
本問は、2021年9月試験の第60問とほとんど同じ問題です!

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